えびす顔の造花卸売問屋元社長からの手紙

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民族自決は侵すことの出来ない固有の権利

2008年03月15日 22時08分11秒 | ドンキホーテ
 チベット・ラサで騒乱が起きています。中国・新華社でさえ10人以上が死亡と報じています。死者80人の情報も入っています。

 まだ情報が錯綜し、「亡くなったのは漢族の方」との話しもあります。しかしながら、チベット民族の方々が民族自決権を十分享受できていない事実は曲げようがないでしょう。

 「全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。」と宣言する憲法を持つ国の住民として、声高らかに「ええかっこ」を宣言するだけではあまりにもむなしい。
 ましてや、アイヌ民族や在日韓国朝鮮人の方々ら「言わゆる日本民族」でない方々の人権をどこまで尊重しているかと問われた時に、無垢であると言い切れない状況の中で、独立国家を持っていようがいまいがそれぞれの民族に与えられた人権「民族自決権」を侵害されている他国の方々のために何ができるのでしょうか。

 まずは中国政府に自制を求めます。これ以上の死者は決して出さないでください。

 不正義に反対の声を挙げないこと自体、その不正義を肯定し加担さえしていると、私は考えています。少なくとも抗議の声だけでも挙げたい。死者までも出ている緊迫した状況です、なにを悠長なといわれるかもしれませんが、もう少し状況を見極めてから、さらなる声を挙げようと思います。
 不正義に加担しないために。それは自分自身の免罪符を取りたいためであるかもしれないのですが。 

 温かくて幸せな生野の部屋から。
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