えびす顔の造花卸売問屋元社長からの手紙

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平和を考える勉強会「南京の松村伍長」

2017年08月27日 10時46分18秒 | ドンキホーテ
 みなさん こんにちは

 大阪商工会議所東支部・異業種交流会フォーラム・アイ(FI)平和を考える勉強会「南京の松村伍長」をおととい、東成区民センターで開きました。今夏で9回目。今年は南京大虐殺80周年で、第二回に取り上げた南京大虐殺を再びテーマにしました。
 講師の松岡さんは元小学高教員。子供たちに歴史を教える中で、日中戦争や第二次世界大戦についての教科書の記載に疑問を持ち、自ら調査を始めました。南京大虐殺に関しては現地で被害にあった中国人の方々だけでなく、加害の元日本兵をも取材、真相を明らかにしていきます。著書も多くドキュメンタリー映画も制作、日本ジャーナリスト会議賞も受賞されています。
 その松岡さんから、被害者の方や加害者を取材した様子をお聴きしました。取材の初め元日本兵は意気揚々と「殺人」を手柄として語っていきます。しかし何度も取材を重ねるうちに、その行いに罪悪感を持つようになります。一部の人は口を閉ざし、一部の人は後悔のような言葉を口にします。被害者は日本人が来たと知ると恐怖でトイレに隠れたり、はたまた憎悪をあらわにします。しかし訪問を重ねるごとにその心は少しずつ和んできます。
 その後、松岡さんが監督を務めた「南京の松村伍長」を鑑賞しました。南京戦に従軍した元日本兵の松村伍長も最初は自慢げに「殺人」を語りますが、途中からは言葉を濁していきます。そして、「何のために戦争をしたのか分からない」と自答します。
【岡田感想】
 今ごろは、南京大虐殺がなかったと公言する政治家や著名人は少なくなった気がします。歴史的な事実として南京大虐殺が行われたのが明らかで、そのような否定発言をすると、必ず批判され、間違いを正されるからでしょう。半面、ブログやフェイスブックなどのSNSでは、南京大虐殺をはじめとして、あの戦争における日本の加害性を否定するような投稿が目立ってきている気がします。それはあの戦争を知る方が亡くなり、少なくなったせいかもしれません。
 この勉強会では、第二回に実際に南京戦に従軍された元日本兵の方からお話を聴きし、また今回もビデオながらその証言を聴きました。参加された方は南京大虐殺があったことを確信されたでしょう。しかし、あの戦争の体験者がどんどんお亡くなりになられ、ついにはいらっしゃらなくなったら、そんなこと(虐殺や加害)はなかったと言い張る方々がより一層出てくるかもしれません。
 この勉強会を通じて、あの戦争を経験したからこそ平和を望む過去の方々の意思を、次代につないでいきたい。そこからこそ平和が続くとかすかな希望を抱いて。

 来夏も開催します。ぜひお越しください。

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