えびす顔の造花卸売り問屋社長からの手紙

かすかな希望を抱いて幸せを自慢する尊大な日記。重複掲載御免。造花仏花の造花輸入卸売り問屋・卸専門ニューホンコン造花提供

解けた20年前の謎

2011年02月01日 17時35分42秒 | ドンキホーテ
 もう20年以上前のことです。強盗事件が起き、刑事さんのところに「夜討ち」に行きました。しばし事件とは関係のない話をした後、犯人に結びつくある重要な手がかりをおもむろに教えてくれました。目撃証言によると犯人の体にある特徴があったと。
 そこそこの特ダネとしてニュースになります。半面、まだ犯人が逮捕されていないのにこの話を記事にすると、その犯人が追われていることに気づき逃走する恐れもあります。結局この話は警察署幹部との取引で、容疑者を逮捕する際、他社に先駆けて知らせてもらう代わりに記事にはしないことになりました。

 その時、ひとつ不思議に思いました。いくらなじみだからと言って、それほど重要な証拠を簡単にまだ駆け出し記者の私によくも教えてくれたものだと。

 その刑事さんとはもう25年間ほどお会いしていませんが、年賀状のやり取りはずっと続けています。今年の賀状にある私の近況をご覧になって、新春早々わざわざ電話を頂きました。そこでその当時の話になり、謎がやっと解けました。

 実はこの時、事件現場付近で目撃された不審車両の番号をある方が覚えていて、その車番を手がかりに捜査本部は別な男性を犯人と判断しました。その際、任意で事情を聴いたのがこの刑事さんでした。30分でこの人物が真犯人でないと見切りました。しかし刑事課長や署長から「なぜ違うんだ」と問われても「刑事の感」だとしか言いようがなかったそうです。捜査本部は既にこの男性を犯人とする捜査方針を立てていましたので、刑事さんは署の刑事課長と対立、捜査本部の中でほされてしまいました。

 その後、先ほどの「体の特徴」の証言が出てきました。不審車両の人物にはその特徴がありません。ここで捜査方針を転換し身体的特徴を手がかりにあらためて捜査を進め、真犯人逮捕に至りました。

 この刑事さんの「刑事の感」、良い方に働きました。逆の方向に向いていたら、冤罪が生まれていたかもしれません。私へのリークは、刑事の意地のようなものだったのでしょう。

 人の機微ってほんとに面白いですね。あのころの事で今でも不思議に思うことは他にも色々ありますが、こんな風にふっと謎が解ける時がくるかもしれません。

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