えびす顔の造花卸売問屋元社長からの手紙

かすかな希望を抱いて幸せを自慢する尊大な手紙。重複掲載御免。造花仏花の造花輸入卸売問屋ニューホンコン造花提供

滋賀ダイハツ販売株式会社

2007年10月03日 23時32分14秒 | フォーラム・アイ
 大阪商工会議所東成・生野支部異業種交流会フォーラム・アイ(FI)の企業見学・合宿が先日あり、滋賀ダイハツ販売株式会社をご訪問させていただきました。

 部課長制を廃止したマトリックス経営、掃除で心を磨く「滋賀掃除に学ぶ会」、分社経営・女性の登用などユニークな経営で業績を伸ばされています。
 後藤敬一社長のお話をお聞きし、ショールーム、整備工場を見学しました。いろいろ学ばせていただきました。

 お話しの一つ。

 後藤社長
 「滋賀県内の自動車販売会社では、年間の売り上げ台数はトヨタや日産を抜き滋賀ダイハツが一番です。」
 「ただし、トヨタは5つの販売会社を持っていますがダイハツは当社だけ。合計するとダイハツ車よりトヨタ車の方が多く売れています。」

 自動車販売についてあまりご存知でない方は、社長の話しの前半部分だけを聞くと、「滋賀県ではトヨタを抜いてダイハツ車が一番多く走っている」と思われるんじゃないでしょうか。でも、実際はそうではなく、トヨタの五つの販売会社をあわせるとダイハツ車はとうてい及ばないのです。
 その辺りを後藤社長は丁寧に説明されました。

 後藤社長の説明は至極当たり前です。
 しかし、私の知っている限り、この当たり前の話をあえてしない会社、方がたくさんいらっしゃいます。自戒をこめて私も含め。

 「トヨタの販売会社が5社ある」ことをわざと言わず、「滋賀県内で一番多く売っている」だけしか話さないでおくと、「滋賀県ではダイハツが一番売れている」と誤解を生じさせることも出来るのです。重要なことを言わないだけで「嘘をつかずに人を騙せる」のです。

 「何が本当か」を見極めるのはしんどい作業です。しかし、それを怠ると後でもっとしんどい目に遭います。

 後藤社長の言葉の端々からは誠実さと信頼のおけるお人柄を感じました。そのお人柄が社風にも表れているようでした。信頼の置ける会社だと実感しました。それがまたお客様の人気を得ている理由なんでしょう。

 貴重なお時間を割いていただきありがとうございます。
 後藤社長と滋賀ダイハツ販売株式会社様の今後のご健勝をお祈り致します。

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