えびす顔の造花卸売問屋元社長からの手紙

かすかな希望を抱いて幸せを自慢する尊大な手紙。重複掲載御免。造花仏花の造花輸入卸売問屋ニューホンコン造花提供

「ご苦労さま」を目上の人にも使う運動を広げる会

2006年12月10日 12時11分43秒 | ドンキホーテ
 少し前に、文化審議会の国語分科会が、
 「『ご苦労』は、目上の人が下の人をねぎららう行為なので、目上の人に『ご苦労さまでした』と言うのは不適切」
 と決めた(正確には「指針案を大筋了承した」)、との記事が日経に載っていました。

 「ご苦労さまはねぎらいの言葉で目上に使うのは間違いだ」と、以前からも言われていました。
 しかし、目上目下に関わらず「ほんとうにご苦労様なことでした」と思う時が多々あります。そんな時は、おかしいと言われても目上の人にも「ご苦労さまです」と使っていました。

 それが「間違い」と決められました。
 今後も使って、「こいつは日本語を知らん」と思われるのも癪だし、かと言って、国語審議会が言うような「お疲れさまでした」や「ありがとうございました」で代用せよと言われても、「ご苦労さまです」の方がしっくりゆくことが多々あります。
 そもそも「ご苦労さま」はねぎらいの言葉で、「お疲れさま」はねぎらいではない、その根拠も国語学者じゃない私には分かりません。
 なんせ困ったことです。

 文章なら、わざとひらがなでごくろうさまと書いたり、「ご苦労さまです」、と括弧に入れて書いたりして、なんとかやってけそうな気もしますが、話し言葉だとどうしようもありません。

 「『ご苦労さま』を目上の人にも使う運動を広げる会」を結成します。入会資格は「『ご苦労さま』を目上の人にも使う」だけです。
 ふつつかながら私が代表世話人に就任します。

 ぜひご参加下さい。
 多くの皆さんが使えばそれが国語になります。

 
元新聞記者が明かす 小さな会社 マスコミデビューの法則」(竹林館、岡田 光司著、1500円 ISBN4-86000-104-4 C2034 ¥1429E)、近鉄今里駅前・天狗書房、勝山通り・大山書店で絶賛発売中。 
 
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