お気楽でのんびり屋、45歳パパの『幸せのおすそわけ』

不景気の中40歳で会社を自主退職した無責任パパは、何事にもお気楽でポジティブシンキング!他愛ない日常の幸せをおすそわけ!

天皇誕生日というよりはイヴイヴ

2010-12-23 23:37:53 | 育児

 全国的に天皇誕生日で祝日である今日、クリスマスプレゼントを買いに朝から娘たちとトイザらスへ。

 クリスマスイヴが平日なので、ゆっくり買い物をするにはお休みの日がいいに決まっている。
 もちろん、事前に娘たちの欲しいものを調査済みであるのなら、なにも日の押し迫った前日まで待たなくても良いのであるが、まだまだうちの娘たちは4、2、1歳児。欲しいものが決まらないどころか、クリスマスの意味さえ知らない。
 唯一、長女「ひいちゃん」は"プレゼントをもらえる日"という認識はあるのだけれど、"たまごっち"や"プリキュアのDSのソフト"や"ぬいぐるみ"など欲しいものがたくさんありすぎて『ひとつならどれ?』と聞いても決まらないのである。

 決まらないというよりは、11月末頃から聞くたび、聞くたびに答えが違い、雑誌の広告を見ると『これがいい』と言うし、トイザらスの新聞折り込み広告を見ると『これがいい』と違うものを指さす。
 本当なら"たまごっち"と決まっていれば、余裕をもって予約でもしていたのに、それもできない始末。ま、"たまごっち"の操作(世話)が出来るのか不安もあって、何の準備も無くイヴイヴの今日を迎えてしまったのだ。

 ママは仕事だったので、世話役のバアちゃんと一緒に10時過ぎにはトイザらスに着いたのだが、すでに駐車場にはかなりの車が止まっていて、店内も人でいっぱいであった。

 順路通りに歩くとまずはぬいぐるみがいっぱい目に入ってきた。
 「ひいちゃん」の欲しいのは電池で動く(といっても、昔からあるようなロボット的な動作しかしないようなものではなく、撫でると鳴いたり、手を触るとお手をしたりするハイテクな)犬のぬいぐるみなので、それらの棚の前に行くと「ひいちゃん」ではなく、次女の「ふうちゃん」が『「ふうちゃん」これがいい』と白いワンコを手にした。それは安い代わりに昔ながらの画一的な動き(足が歩くように動き、首が動くのに合わせてクゥクゥと鳴く)しかしないものだったので、すぐに飽きてしまうと思い『こっちのじゃなくていいの?』『このニャンコじゃなくていいの?』と選択肢を広げさせよう、もっとハイテクなモノを選ばせようとパパは努力するのだが、すでに抱きかかえた見本のワンコを離さそうとはせず『これがいい』の一点張り。

まぁ、本人がそれだけこだわるのなら安くてもそれで充分なので、その見本と同じ白いワンコの箱に入ったヤツを探し出して「ふうちゃん」に持たせようとするのだが、箱になんて入っていない本体むき出しのぬいぐるみのほうに魅力を感じるのは当たり前なので、『おんなじワンコだよ~。これは見本だから置いておこうね』なんて必死に説明してもあまりよく判っていない様子。
 目当てのモノが無かった「ふうちゃん」のプレゼントが決まったはいいが、箱を持たせるのに一苦労。おまけに『重いからカートに入れておこうね』なんていうコトも理解できないので、小さい身体で大きな箱をずっと抱えて歩くのであった。

 で、「ふうちゃん」のプレゼントがワンコに決まったら、欲しいものがいっぱいあった「ひいちゃん」もワンコが欲しくなってしまったらしく、ピンク色のプードルっぽいワンコを掴んで『「ひいちゃん」はコレがいい』と早くも決めてしまった。
 まだトイザらスの店内の8分の1も歩いていないし、DSのソフトの棚の前も、たまごっちIDの棚の前も通っていないのに、本当にこれでいいのか逆に不安になる。
 『「ひいちゃん」、たまごっちでなくてもいいの?』『DSのプリキュアのソフトでなくてもいいの?』と、しつこいぐらいに聞いた見るのだが「ひいちゃん」の答えは『これでいい』とのこと。

 まあ、「ふうちゃん」のワンコよりは発達していて、頭を撫でるとクンクン鳴いたり、手を掴むと"お手"をしたりするハイテクロボット。「ふうちゃん」がその差を知ったら「ふうちゃん」もそっちが良かったと言い出さないか、ハイテクのワンコの取り合いにならないかとまたまた不安になる。

 『「ふうちゃん」、お姉ちゃんはこれにするけど、「ふうちゃん」もこれにする?』と一応確認するが、そこはまだ2歳9カ月の子供である。ハイテクぶりよりも見た目が一番、インスピレーションで好きになったワンコなので気持ちが揺るぐはずもなく、大きな箱を誰かに取られやしないかと、しっかと抱えたまんま。
 それにしても一気にワンコが2匹増えるのは、大人としてはあまり面白くないのだけれど、ケンカにならないという観点でみれば、それはそれでいいのかも知れない。

 と、いうわけで、ものの10分もかからずに買い物は終了。

 いや、まてよ。
 三女「みいちゃん」にも何か買わないと…。
 ま、「みいちゃん」こそ自分の意思が無いから、一人で遊べるアンパンマンのおもちゃを、パパの独断で選んでプレゼントの買い出しは無事終了(と、いっても「みいちゃん」のもソコソコ高いおもちゃです)。
 決まってからも、あれやこれやとおもちゃの国で遊びはしたが、約1名は大きな箱を離せないので遊びたくても遊べないのでありました。

 買い出しが終わり、みんなでお昼御飯を食べに行こうと、するはずが…。
 『ご飯食べない。お家に帰る』と、車内で言い出す長女の「ひいちゃん」。
 どこか具合が悪いのか? トイレにでも行きたいのか? と心配したのだが、理由はそんなものではなかった。

 『お家でワンちゃんと遊ぶの~』
 え~!!!
 そうなのです。ご飯なんかより、もう頭の中はワンコでいっぱいなのでした。

 『「ひいちゃん」、これはクリスマスプレゼントだから、明日サンタさんが持ってきてくれるんだよ。今日は遊べないよ』と、必死に説明するアタシ。
 でも次女の「ふうちゃん」まで、『ワンちゃんと遊ぶ』と同調し始めたら、否定するにも限度があるというもの。
 で、結局アタシんちでは、サンタも、靴下も用無しに。
 家に到着するやいなや、箱を開けては『電池、電池~!』と催促される始末でありました。

     

 クリスマスプレゼントの意味を判っているのかな?(答えはNO!)
 そもそも、プレゼントを子供たちと買いにいくのが間違いだったのかな?(答えはYES!)

 でもね、親が密かに買ったプレゼントを喜んでくれるかどうかも判りませんしね。
 これで良かったんだよね、多分。


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