「うそ」の「う」は「烏」と書きカラスのことです。「そ」は「素人(しろうと)」の「素」で白いという意味です。つまり「烏素(うそ)」は「白いカラス」という意味になり、実際にはありえないものという事だそうです。
昔、中国の延陵に「玉須(ぎょくす)」と言う鳥屋がいました。その友人が「君は鳥に詳しいだろうが、白いカラスなんていないだろう」と聞きました。すると玉須は「白いカラスなら私の家にいるよ」と、口からでまかせを言ったそうです。
友人が行ってみるとただの黒いカラスばかりであったということです。
このことから、いい加減な事を「うそ」と言うようになりました。
さらにこの話が日本に入ってきた時、「玉須」を訓読みして「だます」と言う言葉が生まれたとも言われています。
なるほどと納得していただけましたか?
ただこれは、あまりにもよくできていて誰かが考えた「嘘(うそ)」だと思います。騙されないでください。
ちなみに、「うそ」の正確な語源はわからないそうです。
① 「軽率」、「そそっかしい」を意味する「をそ」の転訛とする説。
② 中国では「嘘」は、「息を吐くこと」「口を開いて笑う」意味で使われたため、知らない振りをしたり、とぼけたりしたりすりことを「うそ」というようになったとする説。
③ 「浮空(うきそら)」の略語とする説。
「嘘」の意味で、奈良時代には「偽り(いつはり)」、平安時代には「空言(そらごと)」、が使われていたそうです。
「うそ」という言葉が使われだしたのは、平安末期から室町時代のことだそうです。
★」おまけ★
「烏」という字は「鳥」の「-」が一本足りません。これは「目」に当たります。「カラス」は身体も黒いので目がどこにあるか分からないからだとか・・・。
カラスはどっちを向いていますか?
したっけ。
家でもずっと何か飼っていて。
鳥のさえずりを聞くと和みます。
でも、カラスだけはダメなんです。
もう見るだけで怖くて。
真っ黒で、あの嘴!
尖り過ぎだと思いませんか^^?
いつもありがとうございます♪
今朝8時頃からカラスの鳴き声が煩く
縁起が悪いと言われていますので良い
気持ちはしなかったです。
ピヨとスズメが庭にくると大歓迎で虫を
取ってくれます。
カラスは近くで見ると、思ったより大きいですし、頭もよくてずるがしこい。
それに黒は日本人にとってあまり良いイメージはありませんしね^^
したっけ。
カラスがなくと縁起が悪い。
よくいいますが、カラスにしたら迷惑な話です。
昔は今のように生ゴミなどはありませんでした。そこでカラスの餌場は、お供え物がある墓地だったのです。
ですから、カラス→墓地→死・・・という連想から縁起が悪いとなったようです^^
したっけ。
知りませんでした。
でも白いカラスは、本当に嘘っぽいですね。(*´ェ`*)
白いカラスはいるんですよ。
もしもからすがみんな白かったら、嫌われないのかな^^
したっけ。
白黒でも、何かしら色が混じっていたら普通の鳥と同じ扱いだったのかな?
でも、カラスを神様のお使いみたいにいうところもあれば、世の中様々です。
偏見なのかもしれません。
そうですね。見た目で判断されるのは、カラスに限らず嫌ですね^^
したっけ。
いつも拝見しています
「うそ」の話、面白いですね
時につけ、気になる言葉の語源を調べたり
しています
都月さんは、いろんなことをご存知なんてすね
これからも楽しみにしています
若い頃から、こういう話が大好きでしたから・・・。
ブログに書くときは、ある程度調べてから書いています。
間違いを聞き流してくれない人もいるので・・・。
でも、私の書いていることが100%正しいということはありませんので・・・。
念のため^^
語源、由来を調べるのは面白いでしょう。
したっけ。