団塊オヤジの短編小説goo

Since 11.20.2008・時事ニュース・雑学・うんちく・豆知識・写真・動画・似顔絵師。雑学は、責任を持てません。

コメントについて

「記事に無関係なコメント、誹謗中傷等のコメントは私の判断で削除させていただきます。また、名前の記入のないときは、場合によっては削除させていただきます。ご了承くだい。楽しいコメントをお待ちしています」

都月満夫の絵手紙ひろば💖一語一絵💖

都月満夫の短編小説集2

「容姿端麗」
「加奈子」
「知らない女」

都月満夫の短編小説集

「キヨシの帰省」
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」

まんさく その後

2009-04-18 17:02:26 | 日記・エッセイ・コラム

まんさく、北海道では福寿草のことを、そう言います。今はあまり言いません。

雪がとけた黒い土の下から、まんさくの小さな芽を見つけたら、北海道にも、やっと春が来たと実感します。その芽が成長して、蕾をつけたら、嬉しくなります。やがて、黄色の花が咲くと、黄色い花が眩しいほどです。20090407_008

「可愛いね。」「綺麗だね。」「今年はちょっと小ぶりだね。」「いやいや、まだまだ大きいのが咲くべさ。」と美辞麗句をならべて、黄色い春を楽しみます。でも、いつのまにか、あれだけ可愛かったまんさくのことなど忘れて、次の花に目をやります。

でも、まんさくは枯れたわけではありません。まだまだ、頑張っているのです。小さかった葉を大きく広げ、太陽の光をいっぱい浴びて、次世代への種を育てています。20090417_002

何かに、似ていませんか。娘が生まれて可愛い可愛い、よちよち歩いてさらに可愛い。やがて花が咲き嫁に行く。子供が産まれる。忙しくて化粧もできず、専業主婦。夫でさえも忘れがち。娘と嫁では大違い。嫁と母では段違い。一所懸命頑張っている女性を見てあげてください。そして、頑張っていることを誉めてあげてください。

花の散ったまんさくは、そう言っているようでなりません。20090417_004

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

倉内佐知子

「涅槃歌 朗読する島 今、野生の心臓に 他16篇(22世紀アート) 倉内 佐知子 22世紀アート」

もしも、お手すきでしたら、ぽちっとお願いします^^


絵手紙ランキング