高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月設立の「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした
42年の歴史をもつ生産者と消費者の会です

伝統医学だより その3:現代社会の健康上の問題点 2

2021-10-13 09:00:00 | 日記
木田山薬堂診療所の木田正博です。

《現代社会の健康上の問題点》

前回、8月号で
現代社会の健康上の問題点を
12項目列挙しましたが、
今回はその中の
(1)化学物質
(2)運動不足
(3)建物内に閉じこもる生活
について説明します。

(1)化学物質:
「土といのちの会員の皆さんは、
農薬・食品添加物などの
人工化学物質をさけることは
当然実行しているだろう」と思いますが、
それ以外にもシックハウスや
水・空気などの環境汚染からも
身体にこれらの物質が入ってきます。
従来の毒性学では無害だと考えられていたほどの
ごく微量の化学物質であっても、
人体のホルモン系・免疫系・神経系に対して、
各系のシグナル(信号)を撹乱して強い影響をもたらす
「シグナル毒性」が生じることがある
ということがわかって来ました。
「環境ホルモン」はその代表例です。
中国医学から見ると、
これらは精(生命の源)や神(生命を維持する働き)を
損傷・撹乱し、生命力を損ねます。
アレルギー病・自己免疫病・
感染症多発・発達障害・癌・
不妊症などの原因になります。
中国医学の煎じ薬や鍼灸などの治療で、
たいていの病気は改善できますが、
やはり化学物質をさけることが最重要です。
これらのことで、関節リウマチ・喘息などは
ほとんどの人が大幅に改善します。

(2)運動不足(3)建物内に閉じこもる生活――
こういう生活習慣で
体内の気・血・津液(正常な液体成分)の流れが停滞し、
それぞれ気滞・瘀血・湿痰が生じます。
また、中国医学でいう脾臓(消化機能の中心)が衰えます。
その結果、食欲不振・便秘・ゲリ・
鼻汁や鼻閉・気管支炎・喘息の悪化・
中耳炎・むくみ・肥満・冷え症・
生理痛・動脈硬化・癌が生じやすい、
などの症状が生じます。
毎日30分以上は
屋外で歩くか自転車に乗りましょう。
特に梅雨から夏の3-4ヶ月間は
運動不足になるので、
いかにして体を動かすかということを工夫して下さい。


※ この記事は、NPO法人土といのち『土といのち通信』2021年10月号より転載しました。

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