高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、45年の歴史をもつ共同購入の会です。

つきみ通信+ 第10回:ごまめ

2019-12-06 09:00:00 | 連載
香南市香我美町の月見山のふもとにある旬彩料理「つきみ」です。
皆さまのお役に立ちそうなことを紹介していきます。

★ ごまめ ★


おせち料理のなかにも入っている「ごまめ」またの名「田作(たつくり)」は、
ふだんのおかずやおつまみにも便利です。
おせち料理の季節以外にも是非つくってみてください。
おいしく、安く、簡単にできてカルシウムたっぷりです。

おせち料理に入っているものは、
カリカリした水分の少ない仕上がりのものが主流ですが、
今回はほどよく水分を含んだやわらかい仕上がりのものを紹介します。
ほかほかご飯にのせるだけでもおいしいですが、
野菜と和えておかずやおつまみにしてもおいしいです。
イワシの煮干しはもちろん、キビナゴ、トビウオなども試してみてください。

【 材料 】2人分
いりこ(煮干し)20g
味醂  大さじ1弱
醤油  大さじ1
粗糖  小さじ2
黒砂糖 小さじ1/2
塩   少々
水あめ 小さじ1

【 作り方 】
いりこは、フライパンで軽く煎る。

蓋のできる容器に を入れ、
いりこがギリギリ浸かるぐらいの水(80~90ccぐらい)を入れて蓋をし、
一晩冷蔵庫に入れておく。

を小鍋にうつして火にかけ、アクを取り除く。
アクが出なくなったら味醂を入れて少し沸かす。
つづいて、醤油、粗糖、黒砂糖を入れて、絶えず混ぜながら
焦げないよう、汁気がほぼなくなるまで煮詰める。

いったん火を止めて水あめを入れる。
再度弱火にかけて水あめが均一に混ざるようにざっと混ぜたら
焦げないうちにすぐ火を止める。

味をみて、好みで醤油、塩、粗糖など足りないものがあれば足す。

水あめを入れると、やさしい甘さが加わると同時に、
適度な粘りとツヤが出ておいしそうなビジュアルとなりますが、
ご家庭に無い場合は省略していただいてかまいません。

※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知せ』2019年12月号より転載しました。

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