高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、45年の歴史をもつ共同購入の会です。

天竺舎だより 9月7日記

2017-09-27 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
 
 津野町 天竺舎の雨宮智子です。

旧暦では7月の今、たしかに初秋です。
萩の花、くずの花が咲いてます。

暑かったですね、今年の夏も。
いや、いちだんと暑かった・・・・。
梅雨前の雨と、梅雨にはいってからの空つゆと、つゆ明け後の雨と、
そして立秋後の暑さでもって、人間も野菜も、まいっておりました。
なんとなく、極端すぎると思っておりましたが、
暑かったのは日本の西の方で、東・北の日本は雨と低温で悩まされたとか。
“寒さの夏はオロオロ歩き”ですかね・・・。

極端といえば、壁にはりつけた大きな日本地図をみておりましたら、
今さらながらですが、狭い東京になんとたくさんの人が住みついて
いることやら・・・と思ってしまいました。

その狭いところに住んでいる人々が、わんさかいるものだから、
自分たちが“日本”だみたいに言っているので・・・
例えば、「今日も雨ですね」って、暑さにめげてる中で、そう言われるとカチンときます。
せめて「東京は雨ですね」って言って欲しいですね。
私達も“日本”に居るんですけど・・・など、ひねくれていたのは暑さのせい?でしょうか。

それから同じように小さい(東京よりは広い)沖縄に
米軍基地の大半があるのも地図を見てるとおかしな気がします。
もしも、北方四島が返還されても、やはり米軍基地がいっぱいできるのかな?

四国の太平洋岸は余程、不便なところだと思っているけど、
小笠原の人々や大東島(?)の人々は
どんな風な地理感・距離感をもってくらしているのだろうと思いました。

ミサイルが頭の上をとぶオソロシサもさることながら、
サルをいかにして近づけないかに頭を悩ましているワタクシ。
みんな自分の廻りのことを考えてます。
国政・行政にたずさわるひとびとも身の廻りのこと考えていてくれたら
ー 一番になろうかと考えずにー もっと、シアワセかな~と
広い世界地図の点のような都市と、点にもならない町村のことを考えてました。

※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2017年10月号より転載しました。

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