高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月設立の「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした
42年の歴史をもつ生産者と消費者の会です

塩の邑だより 4月7日記

2022-05-16 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
四万十町 塩の邑の森澤宏夫・百合香です。

今年の4月で、
私達二人が『土佐の山塩小僧』という
完全天日塩の生産を始めてから22年が過ぎました。

(おいしいものを育てる人19より)

山塩小僧を通じて出逢った皆様に
「ご自分の手前塩を作ってみませんか?」
とお伝えしながら。


なぜかというと、
20L入のポリ容器に
海水を汲み車で自宅迄運べば、
だいたい450g〜500gの塩ができるからです。

(鹹水ハウス=海水の塩分濃度をあげる装置)

興味が湧いた人は、
できれば時間をかけて
お日様のエネルギーで
乾燥させて作ってみて下さい。

(結晶ハウスに置いてるたくさんの木箱)

ただし、結晶した固形物(塩)と
トロ〜とした液体(苦汁)に分離する迄、
毎日かき混ぜて下さいね〜。

(結晶ハウスの棚の中で塩が結晶化していく)

ある程度お塩の量が増えたら
お塩をサラシの布袋に移し洗濯機で脱水すると、
サラサラしたお塩が出来上がります。
お塩と分離した苦汁は
豆腐作りにも使えますし、
地面に生えている草のパワーを
一時期抑えてくれる仕事もしてくれます。
そしてイチゴや梨やキュウリなどの
農作物を自給されている人でしたら
苦汁を希釈して散布すると
ミネラル分の補給にもなります。

日照時間の違いが
その地その地のお塩を産むので
結晶化する速度も違い、
当然四季ごとの結晶の大きさや
硬さや味にも変化があります。


それがお塩それぞれの個性やと感じれると、
手前塩造りは自然と会話しているようで、
とても楽しいと思いますよ〜。
(文責:百合香)

※ この記事は、NPO法人土といのち『土といのち通信』2022年5月号より転載しました。
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