高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、45年の歴史をもつ共同購入の会です。

干し椎茸生産者 藤本成子さんより 4月7日記

2021-05-11 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
大豊町 藤本成子です。

今年も、大豊町の山ン中から、
干し椎茸を出荷させていただきます。

自宅周辺のナラやクヌギを
伐採した原木で栽培した
椎茸(もちろん薬剤など一切使いません)を、
ほとんど天日干し(雨の日は乾燥機も併用)しています。


この冬は、雨が少なかったので、
1月2月にポツリポツリ、
3月に入って雨の後、
やっとポコポコと顔を出してきましたが、
例年になく生えそろいませんでした。

我が家の椎茸栽培は、
全くの自然栽培です。
お天気まかせで、
暖かくなると虫も出てきて、
時折、リスもやって来て
一番美味しいのを食べていったりしているので、
収量も不安定で、
器量の良い椎茸は、
全量の半分以下です。


それから、我が家では、
椎茸は一口か二口で
食べられる大きさが、
身がしまってコリコリして
一番美味しいと思うので、
あまり大きくならないうちに収穫します。


小ぶりなのを干したら
本当におチビさんになってしまいますが、
切らずにそのまま使えて便利、
しかも歯ごたえがあって
美味しいので、良し!としています。

そんな訳で、
藤本家の干し椎茸は、
おちびさんが主流の大きさ不揃い、
器量も不揃いですが、
美味しい!とご好評につき、
今年も、使いやすい量と
お手頃価格でお届けします。

なお、これまで真空パックで
お届けしていましたが、
諸事情により、今年から、
普通の包装形態となりました。
なるべく早めにお使いいただき、
梅雨前頃からは、
冷蔵か冷凍保存していただければ、
品質保持できますので、
よろしくお願い致します。

※ この記事は、NPO法人土といのち『土といのち通信』2021年5月号より転載しました。
コメント
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