高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、45年の歴史をもつ共同購入の会です。

☆秋の野菜で「芋炊き」☆

2013-10-12 09:00:00 | 作ってみたら・・・おいしそう
丸井シュフ(主夫=シェフ)の高知の素材簡単料理法

里芋の季節です。愛媛県南西部大洲地方では、秋の河原で里芋の「芋炊き」パーティをする風習があります。昔、松山市(近郊)に住んでいた頃は友人たちとよくやりました。
ここでは「正調」ではないかもしれませんが、簡単な作り方を紹介します。
ダシの鶏(身とガラ、カツオダシやいりこダシを加えてもよい)に加えて、里芋(新ものの子芋)、ニンジン、ゴボウ、大根(葉も)、ネギ、ショウガ、厚揚げ(または豆腐)、こんにゃく、練り物(竹輪やジャコ天)などなど、思いついた材料を用意します。根菜は乱切りで、あとの材料は適当な大きさで。
鶏は皮付きや生肉(ミンチも:藤本鶏)なら、冷凍してあるまま厚手の鍋(多層ステンレスか鋳物)で炒りつけ(弱火~中火で)脂を出します。
脂が足りないときは菜種油を加えて、煮えにくい野菜から軽く炒め(練り物や豆腐は後で)、水を足して煮ます。芋がとろけ過ぎないようご用心。味付けはお好みで醤油、味噌、または両方で。
めいめい椀にとって食べます。最後にうどんを入れて仕上げ。

大勢で楽しめる、野趣に富んだ季節の一品です。

コメント (2)
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