京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




昨日の妙蓮寺さんの続きです。正式名称は「大本山妙蓮寺」本門法華宗の大本山で
日蓮聖人より遺命を受けた日像聖人によって永仁2年(1294年)に創建されたお寺とされています。
(天正15年(1587年)豊臣秀吉の聚楽第造営に際して現在地に移転)

桂離宮の造園を指図した妙蓮寺の僧侶、小堀遠州の弟子とも言われる
玉淵坊日首(ぎょうくえんぼうにっしゅ)の作庭とされる十六羅漢石庭があり
本堂裏にある寺務所の拝観受付を通るとお庭を拝見することができます(500円)

白砂に釈迦三尊石を中心とした石が置かれる枯山水庭園で
中央に置かれた石は臥牛石といわれ豊臣秀吉より伏見城から移された名石なのだそうです。

横になっているお釈迦様の姿に見えるということですが確かにその様に見える不思議は石です。

羅漢を表す周りの石の数は15個しかありませんが
残りの1つは自分自身が羅漢だということを意味するのだそうです。

奥書院には銀の襖に四季の庭を描いた襖絵があります(撮影は禁止でした)
庭園と奥書院は10:00~16:00まで拝観できますが
年末年始と普段は水曜日がお休みです。

妙蓮寺さんの石庭はあまり知られていませんがとても良いお庭で隠れた名庭という感じがしました。
比較的人も少ないのでゆっくり見ることができます。



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