京都の伏見稲荷大神が稲荷山の三ヶ峰に初めてご鎮座された日が
和銅4年の初午の日であったとされることから旧暦最初の午の日を
『初午の日』として定めたということで、今日はその初午の日でした。
稲荷つながりで「いなり寿司」ということで
この料理は江戸時代末期辺りに考えられたのが始まりようです。
八坂神社の西楼門前にある「いづ重」さんは「いづう」さんから暖簾分けしたお店で
本来は鯖姿寿しが有名ですがいなり寿しも美味しいです
お店に入り注文すると用意してくれます。
木の椅子に座り、しばし待つこと・・・
歴史を感じる風情ある作りの店内
奥では鯖寿し等も頂けるようになっています。
さて、お持ち帰り用に頼んだのは
いなり寿しと巻き寿しのお馴染みセット助六
(おいなりさんのみの注文もできます)
甘辛く炊いた品の良いふっくらお揚げさんに
具入りの酢飯、中に入った麻の実のプチプチとした食感が独特で
アクセントになりとて美味しいです
個人的に京都では「いづ重」さんと「乙羽寿し」さんで
よく買うことが多いかもしれませんそんなお勧めおいなりさん。
珍しいところでは中に生麩が入った『生麩巻き』もあります。