ツトムさん家の写真日記。

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第251回 群馬県伊勢崎市 いせさき燈華会。

2007-10-30 23:23:23 | 旅行

10月20日(土)   群馬県伊勢崎市の風雅なロウソク灯籠祭り。

爽やかな季節を迎えて伊勢崎市では20~21(日)の両日、ロウソクを沢山灯し、秋の長い夜を彩る光のページェントいせさき燈華会”(とうかえ)が開催されました。

会場は伊勢崎市今泉町いせさき明治館前の明治館通り。

20日(土)の夕方に伊勢崎市に到着。 車はいせさき明治館近くの伊勢崎神社のP場を利用させ頂きました。 勿論、お賽銭はタップリと・・・。

まずは、伊勢崎市名所の一つのいせさき明治館へ・・・。

この明治館は群馬県で最も古い木造洋風医院建築です。
建物の棟札には「明治45年7月11日 今村信四郎これを建つ、設計技師 阿部石松 棟梁 藤丸兼吉 ・・・」と記されています。

今村家は歴代伊勢崎藩の藩医として又俳人としても活躍、のちに信四郎は伊勢崎町の町医になりました。 
 
いせさき明治館は木造二階建てマンサード風寄棟造り、延べ床面積は約47坪、屋根は日本瓦葺き。 内部は洋室・和室で和洋折衷造りです。

当日は館内で、伊勢崎市生まれ、前橋市在住の“豊田共子の世界「織物のある暮らし」~光と風を紡いで~”を展示開催中。 少し見学させていただきました。
 
織物芸術の爽やかで素晴しい作品が沢山飾ってあり、女性たちの人気を博していました。

明治館の近くでは珍しい紫式部がたわわに実り、鮮やかな紫色に染まっています。
 
いせさき明治館まえの明治通りでは道路いっぱいに、踊る阿呆に見る阿呆の阿波踊り・・・。
 
通行止めの路上には巨大な糸巻きです。 織物産地の伊勢崎らしいですね。
糸巻き後方の親玉本店の和菓子は美味しくって価格はリーズナブルです。
  
賑やかな阿波踊りが終了すると、係員が一斉に光ページェントの用意を・・・。
いせさき明治館横の駐車場には彫刻を施した竹筒が置かれました。
 
竹筒灯籠と云うそうです。 彫刻部分の裏側にはロウソクが鎮座し出番を待っていました。

明治館通りに面したお祭り広場で夕食弁当頂きながら点灯されるまで小休止・・・。弁当には熱々のけんちん汁がサービスされます。

あたりが暗くなる夕刻の5時半頃からロウソクに火が入れられます。
明治館通り全面に150mにわたって2700個の大小の灯籠が並べられました。
 
明治通り一面の灯篭に火が灯されると、幻想的な雰囲気の優雅な空間が醸し出されます。
いせさき明治館もライトアップされて光のページェント・燈華会に華を添えていました。

明治通りの中央に設置されていたのは、“いせさき燈華会”の大灯籠です。
その大灯篭の側面には伊勢崎市名所の切り絵が幾つも貼ってありました。
 
灯台のような切り絵は旧時報鐘楼(竣工1915年 鉄筋コンクリート煉瓦貼り。高さ14.56m)すね。 いせさき明治館の北側の近くにありました。
 
丸筒灯篭と並んで置かれていたには伊勢崎銘仙で作った銘仙灯籠
伊勢崎と云えばやっぱり銘仙織物ですね。
伊勢崎銘仙で仕立てた着物美人がモデルになって撮影会です。
 
竹づつ灯篭には和風の着物が良く似合います。
 
沢山の竹筒灯篭は伊勢崎在住の糸鋸名人・成田栄三氏の作品。
   
何時まで見ていても飽きない素晴しい光芸術の作品群です。
糸のこぎり一つで作ったとはとても思えませんね。
 
明治館通りだけでなく、伊勢崎市のメイン通りの本町通りにも多くの灯籠が灯されて光のページェント・いせさき燈華絵を盛り上げていました。
来年の10月には皆様も伊勢崎に行かれては如何でしょうか・・・。

2007 10 30(火)記。   前橋市 のち   最高気温22℃。


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