哲仙の水墨画

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百人一首第六十二番夜をこめて(書)

2009-10-29 05:53:12 | 
夜をこめて鳥のそら音をはかるとも
世に逢坂の関はゆるさじ        清少納言

 まだ夜の明けないうちに鶏の鳴声を真似て通ろうとしても、あなたと私の間の逢坂の関はだまされて開けることはありませんよ。この歌には「関谷函の鶏鳴」の故事が潜んでいる。昔孟嘗君が秦を逃れて関谷函を通るとき鶏の鳴きまね上手の従者に鳴かせて通った。この関所の開門は鶏が鳴かない限りあけなっかた。


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