哲仙の水墨画

デジカメの風景写真、四季の草花、水墨画、書、短歌などを楽しみます。

古今集第七十七番いざさくら(書)

2010-10-09 06:55:05 | 
いざさくら我も散りなむひとさかり
ありなば人に憂きめ見えなむ      承均(ぞうく)法師

 さあ、桜の花よ、お前が潔く散るように私もいつかは散り果てよう。物事はひとたび全盛時があると、その後は下降して惨めな姿になるのが目に見えているから。この歌は平家物語の冒頭に出てくる盛者必衰の言葉を思い起こさせる。


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