哲仙の水墨画

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古今集第五百四十九番人目もる(書)

2014-08-24 06:52:14 | 
人目もる我かはあやな花ススキ
などかほにいでて恋すしもあらむ       詠み人知らず

 私はまだ、人目をはばかる必要があるだろうか。余計な苦しみをしているものだ。どうして私にかぎり、ススキの穂がぱっと出るような公然とした恋ができないだろうか。