由良のとを渡る船人かぢをたえ
行方くも知らぬ恋の道かな 曽根好忠
由良の海峡を渡る船人が櫂(かい)をなくしてしまって、行く当てもなく、たださ迷っているように、自分も恋の苦悩でどうしてよいか分からなず、迷ってしまっている。由良は各所にある地名だが、この歌の由良は丹後の有名な地。かぢは櫂のこと。
行方くも知らぬ恋の道かな 曽根好忠
由良の海峡を渡る船人が櫂(かい)をなくしてしまって、行く当てもなく、たださ迷っているように、自分も恋の苦悩でどうしてよいか分からなず、迷ってしまっている。由良は各所にある地名だが、この歌の由良は丹後の有名な地。かぢは櫂のこと。