哲仙の水墨画

デジカメの風景写真、四季の草花、水墨画、書、短歌などを楽しみます。

百人一首第二十番わびぬれば(書)

2009-06-25 06:11:18 | 
わびぬれば今はたおなじ難波なる
みのつくしても逢はんとぞ想ふ        元良親王

 秘めていたことが現れてしまって憂き目をみたり、侘しかったりしてるのでは身を捨てたも同然、いっそのこと難波の澪標(みおつくし)のように身を尽くしてしまっても、あなたに会いたいと思います。澪標<は船の通路を示すために海に立てた目印。身を尽くすにかけての言葉。侘びぬればは悲観して心が晴れないこと