ナンテンとスズメ(墨彩画) 2008-01-27 09:02:43 | 墨彩画 大方の実を落としゐる南天は 寒の風にも耐えて忍べり 樋田哲夫 一月末ともなるとナンテンの実は大方が落ちてみすぼらしい姿になる。朝の散歩に通るある家の庭や神社の日当たりのよい場所に数本見かけるが辛うじて実をつけている感がある。根元を見ても実はそれほども落ちていない。鳥が食べて数を減らすのか、落ちた実をネズミが食べるのかは分からない。寒中に見かけるナンテンは一層哀れである。