あと先に人声遠し柿紅葉 加藤暁台
暁台は江戸中期・名古屋に生まれる。尾張藩に仕えた後、俳諧(はいかい)に専念。芭蕉七部集の「冬の日」に傾倒し、蕉風復興を志した。蕪村との交流もある。
美しく紅葉した柿の木のある道を歩いていると、前方にも後方にも遠く離れたところにひと声がしている。
暁台は江戸中期・名古屋に生まれる。尾張藩に仕えた後、俳諧(はいかい)に専念。芭蕉七部集の「冬の日」に傾倒し、蕉風復興を志した。蕪村との交流もある。
美しく紅葉した柿の木のある道を歩いていると、前方にも後方にも遠く離れたところにひと声がしている。