あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

初めての山の花

2023-04-15 00:04:00 | 植物
 熱帯とはガラリと雰囲気を変えて、初めて見た山野草の話題です。
 珍しいものが見られるとお誘いを受けて観察会に参加しました。少し山に入ります。
 車から降りて一歩進んだところでヤマルリソウ発見。じつは、初めてというものの、名前を聞いたことのある植物ばかりです。前にも書きましたが、わたしはことばの響きで記憶するタイプ。花の名前も結構知ってるのですが、実物と結びつきません。だから、正確には、名前と実物とが初めて一致した花ということになります。



 これは、キユウリグサに似ているので
すぐに分かりました。
 すぐそばに


 いったい何なのでしょう。シカかウサギのフンかしら?でも、フンフンフン黒豆よって歌がありましたよねー(わかります?)
 わたしの中ではシカもウサギも黒いフンなんですけど。それに飼っているうさぎのものより大きい気がしました。
 続いて、

 沖縄の生き物を報告していたら、このあたりにもヤマタニシがいる、ということで探してみたのです。
 サザエのように蓋があったらヤマタニシだそうです。
 よくわからないけど、ふたが
あったみたいです。


 ウグイスカグラ


 なぜウグイスなのかなあ。


 ヤマアイ


キバナノアマナ




 
 たった一株でした。色々見慣れた先生も、珍しいと言っていました。

 ヤマトラノオ


 短くてかわいい。トラノオという名は似合いません。


 苔むした岩の上だと盆栽のような風情がありました。


 サイコクサバノオ


 


 ムラサキケマン


 


 ユリワサビ




ハシリドコロ



 群生していました。毒があって、食べると走り回ることからこの名がついたそうです。が実際食べさせると、走り回るのではなく行方不明になったとか。


 え? 食べさせたんですか? 誰が誰に?
 もちろん、大学の先生が、学生に。
 そんなー ひどい。
 本当か嘘かわからない話でした。

 うつむいて咲いたのが多いのですが真上から見ることができました。

 これも毒があるシコクブシでしょう、とのこと。花が咲くとはっきりするのですが。





 ミヤマカタバミ



 アワコバイモ



 うつむき加減の花ですが、岩の上、ちょうど目の前に咲いていたのでしっかりとお顔を見せてもらいました。






 キブシ
 シャラシャラと涼やかな音がしそう。らのれんのようにぶら下がった姿が、気持ちいいです。


 一つひとつの花もかわいい。


 クロモジ
 ろうそくのように尖った芽。結婚式のキャンドルサービスのように、リボンで飾ったろうそくみたいです。

 ヒナスミレ


 エイザンスミレ


 ナガバノスミレサイシン


 ネコノメソウがこんなにたくさんあつたとは。
 ヤマネコノメソウ


 コガネネコノメソウ

 タチネコノメソウ



 コガネネコノメソウとよく似ているんですけど、ちがいは?
こちらの方が背が高いのかな?
別の山で見つけたネコノメソウですがこれもタチネコノメソウでしょうか。こちらは明らかに茎が立って背が高いです。






 シロネコノメソウ





ハコネネコノメソウ




 さて、ついにお目当ての植物のところに来ました。えーと、正確には菌類ーキノコなんですけど



 なんとも奇妙な


 まるで雛が口を開けて餌をねだっているような


 シロキツネノサカズキモドキ
 長ったらしい名前で、みんなが混乱しました。キツネノシロサカズキだった? シロキツネノサカズキだった?白狐か、白盃か。見ると白盃にワインが入っているようにも見えるんですよね。
 「白狐の、盃、もどき」
 「狐の、白盃、もどき」
おそらく「白い、狐の盃、もどき」
だとしたら白じゃないキツネノサカズキモドキもあるのかな?
 ほらほら、大混乱でしょ?
 初めて見る面白いキノコでした。

 以上。よくお勉強したでしょう?
 スマホで写真を撮ったらすぐ名前を書いて保存する技を身につけまして、多分合っているとは思うのですが、聞き間違いと言うこともありますので、もし間違っていたらお教えください。












コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする