続きぜよ。
【♪俺らの１０番お～お～ 横浜の山瀬～】
３日前と同様、強い風が吹く日産スタジアム。しかも横風ではなく、ピッチに並行しての風。
前半風下で戦うマリノス。ボールが伸び気味になるので要注意です。
試合が始まると、疲労を考えてかロングボールを多用する両チーム。当然風上のフロンタ優位で進んでいました。
ところが２１分、クナンの前線へのフィードボールが風に戻される感じでＤＦの間に落ちる。
これをうまく処理した功治が抜け出し、森を振り切ってシュート。ボールは川島の股間を抜けゴール！
予想通り劣勢を強いられていたマリノスが先制。何が幸いするかわかりません。
【♪レッツゴ～坂田！坂田！Ｙｅａｈ！】
好事魔多しとよくいいますが、３０分頃松田がピッチの外へ出て、そのまま小椋と交代。
どうやら腰を痛めたようですが、本が出たり（注）、今節のマッチデープログラムの表紙を飾ったりしてたのに負傷退場とは・・・残念。
さて、彼が抜けたディフェンスラインは中澤が中央に移り、小椋が左ストッパーに。
再びフロンタ優位に進む試合。何とかこれをしのぐと時間はロスタイム。
左タッチライン際での攻防から功治がボールをキープすると、前線で走り出す坂田へ。
裏を取った坂田は寺田を競り落とし、飛び出してきた川島もかわしてシュート。
カバーに入ったＤＦも及ばず、ボールはゴールに吸い込まれ２－０。
昨シーズン１ゴールの坂田でしたが、陸シャチ戦のスーパーゴールで目覚めたのか、それに匹敵するゴール。
そのまま前半が終わり、盛り上がるマリノスサポでした。
つづく。
注 『闘争人 松田直樹物語』三栄書房から発売中。
帯には「俺はJリーグ最大の問題児でした」と書かれていますが、それは誰でも知っています。
