今日の空は雲ひとつない快晴だったね・・・
ホーリーのカフェ
「ばおばぶ」で久しぶりにハングル仲間(もうやってないけど)と会った。
年齢も60代50代40代と、ばらっばらなおばちゃんの集まりだが(笑)
面白かった。
未亡人2人に、亭主持ち3人・・・
未亡人2人は
自由を満喫していた・・・
そして私たち亭主持ちは、これからダンナとどう上手くやっていくかを、憂いていた・・・(爆)
ホーリーは娘さんを心の病で亡くしているのだか、そこから
「親の会」という自助グループを立ち上げた。
カフェは、陶芸や、ギャラリー的に使う目的で始めたのだが、今では心が弱っている大人や若者が自然と寄ってくるという。
彼女は「鬱」になっている人は視野が物凄く狭くなっていて、そこでもがいている状態だという。
それに対して、自分も一緒の場所に入っていって、あーだこーだ言っても何もならない。
人の価値観はまわりが何と言おうと変わらないと彼女は言う。
大切なのは、自分がいかに大きな視野に立ち、自分自身の揺るがない価値観を示せるかだと言った。
最近京都の座禅の合宿に行ったそうだ。それから毎日朝晩1時間、座禅をしているという。
結局どの宗教も方法は違っても同じ事を説いている言う。
ただし、一日で2時間の時間を産みだすのは、大変な事。
合宿から帰って彼女はTVを捨て、新聞をとるのを辞めたそうだ。
カフェにいれば、誰かが大切な情報は持ってくるから、それで充分だそうだ。
全ては必ず自分の中にある
そう思う。
だが、そこの到る途中の 誤った考え、妄想、さまざまな情報が、本当の自分を見つける邪魔をする
「無」になる事がいかに難しい事か!
帰り道、みんなで称名時に散歩に行った。
今年の紅葉はまだまだだが、今の段階で木々が茶色になっていた。
しだれ桜の葉が小さく茶色になってまるまって枝にくっついている。
地球のリズムがおかしくなっているのかな???
茶色の森を見て、そんな事を思った。
風にはっぱが揺れてまるで生き物のように動いていた。
映画
ガイヤシンフォニーを思い出した。
ガイヤとは、地球自体が一つの生命体という理論なのだが、森も一つの生命体だ。
茶色の姿で元気に森がうごめいていた。
それと対照的にどこまでも青い空・・・・
ここで一人、座禅を組んだら、本来の自分が見えるような気がした。
ホーリーのカフェに行くと、様々な事を思う。
金沢文庫の称名寺に行くことがあったら、是非「ばおばぶ」に寄ってみて欲しい。
もしかしたら自分を見つめなおす時間に会えるかもしれない。