Telemark Zombi

週末テレマーカー。趣味はテレマークスキーでのバックカントリー。
2012年からは休山宣言、家族の野遊び模索中。

20110214前十勝岳カバワラ

2011-02-14 19:56:46 | Backcountry tokati sankei
天候:曇り、一時雪
気温:マイナス7度くらい
面子:ぼっち

十勝連邦は雪が多い情報有り、しかし旭岳を目指し出発、それがいつのまにか上富良野へ、引き寄せられたみたい。

様子見ながら白銀荘前へ、すいていそうなカバワラへ向かう事にしました。

積雪深は膝下程度、樹林のは軽い、尾根からは少しだけ詰まるが1,450mクラストまで上がりほぼ同様な積雪深。

尾根取り付きまではノートラック、休憩でチェイサーと交代。
ピットチェックはグリーン。

途中、天候が吹雪になったりしましたが、ほぼ曇り。目線を下にすると里は青空 な時も。

チェイサー二人は先に滑り降りており、私は贅沢にラインも好き放題、独り占め斜面。

それがなかなか苦戦。
登りながらチェックはしているものの、そこはやはり自然、表面はフラットなフレッシュスノー、ブッシュはさておき、積雪深の変化がなかなかなもの。
クラストon20センチでは『きたきた~』って感じで突っ込み、すぐに予想外に膝高『ぬお~』、ブッシュにはじかれ『うが~』そういうのは普通な事ではありますね。
新雪への興奮と積雪状態への対処が空回りしていたんだろうな~という感じです。
ショートターン向きをロングにこだわってしまいましたね。

しかしこういうのも楽しみのひとつですよね

転倒こそしなかったけど、かなりみっともない滑りでした。

下まで降りると午後でも素晴らしい粉雪で緩斜面でもアゴパウ。

千春沢は埋まり足りず先細り、積雪が深過ぎて入りませんでした。

追記
面白い出来事。
チェイサー二人はビシター(女性・英語)
セリフ調です。

チェイサー『ハーイ』
つぅ『こんにちは』
チェイサー『英語話せる?』
つぅ『そりゃ無理だね』
チェイサー『ラッセルありがとう』
チェイサー2『arigato』
チェイサー『どこまで行くのですか』
つぅ『木あるしょ~なんたらかんたら』
チェイサー『私達もそこまで行きます』
つぅ『休憩してから上がるよ』
…… 
つぅ『どっから来たのさ』
チェイサー『アラスカよ』
つぅ『わぉなまら寒いっしょ』
チェイサー『時々はね、北海道も寒いわ』
チェイサー2『雪がこんなには無いのよ』
つぅ『そっか~なんたらかんたら』
つぅ『これが北海道の粉雪』『パウダースノーだよ』と手にすくって空へ
全員『わぉ!~○×△!!?』
と盛り上がりました。
みんな雪山が粉雪が好きなんだな~、マナーもいいし、言葉は微妙でしたが歓喜を共有でき嬉しい一時でした。

長文を読んでいただき、ありがとうごさいました。

それではまた Tsuxu