生かされて活かされて 痛さん&さなさんのブログ

おのれを忘れて他を利する。
穏かで慈悲のこころに満ちた生活を送りたいものですね。
日々のできごとをお伝えします。

白骨温泉「湯元齋藤旅館」へ1泊2日の温泉旅行

2020年08月16日 | 温泉
白骨温泉「湯元齋藤旅館」、結婚46周年の記念旅行に選んだ温泉宿である。
今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、国から緊急事態宣言が出され外出自粛を余儀なくされた。
そのため4月が結婚記念月であるが、緊急事態宣言の解除を待っての3ヵ月遅れの結婚記念旅行である。

白骨温泉は飛騨山脈(北アルプス)の、乗鞍岳、十石岳、霞沢岳の麓に位置する山峡の温泉地である。温泉と自然以外なにもない。
古くから「乳白色の湯」として知られ湧出時には無色透明であり、時間の経過によって白濁する。
白濁のメカニズムは、温泉水中に含まれている硫化水素から硫黄粒子が析出することと、重炭酸カルシウムが分解し炭酸カルシウムに変化することだそうだ。
胃腸病、神経症、婦人病、慢性疲労などに効能があり、その昔「白骨の湯に三日入ると三年は風邪をひかない」と言われてきた。
また、2004年(平成16年)7月、週刊誌の報道で白骨温泉の一部の旅館やホテルで入浴剤を混ぜて白濁に着色し偽装をしていることが発覚したことでも有名(?)になった。


2020年7月16日、午前8時過ぎに横浜の自宅を出発。
横浜町田ICから東名に乗り、海老名JCTで圏央道、八王子JCTで中央道に乗り換える。
乗り始めて13年を過ぎた愛車シビックは、今日も快適なエンジン音を響かせている。

途中、談合坂SA、諏訪湖SAで小休止して最初の目的地「松本城」へやってきた。
昼には少し早いが松本城へ来た時には必ず立ち寄る「そば庄」さんで信州そばに舌鼓をうつ。

松本城すぐそばの「そば庄」さん



ワイフは「とろろそば(単品)」1,090円、こちらは「ざるそば(セット)」1,200円を注文する。
セットには、炊き込みご飯、蕎麦の実なめこ、漬物が付いてくる。



ざるそばを大盛にしてもらったら…、なんと富士山盛り



腹ごなしに国宝・松本城の周りを散策。
松本城へは今までに何度か来ているが、今回来たのは何年ぶりだろうか…。
最近塗りなおしたのか、全体に色が濃くなっている気がする。










宿に入るには少し時間があるので「松本市美術館」へ寄り道をして、いよいよ白骨温泉へ。
松本市街を抜け、国道158号線を上高地方面へ向かう。
先週の大雨(豪雨)の影響で途中のトンネルの中は水浸し状態だ。

1時間ほど走って今夜の宿「湯元齋藤旅館」に到着。

湯元齋藤旅館の客室は「介山荘、昭和館、牧水荘」にございます。全51室の客室は、それぞれ異なった趣があります。
窓の向こうには雄大な自然が広がっており、快適に過ごすことのできるお部屋となっております。
落ち着きある空間で、ごゆっくりとお寛ぎくださいませ。



今夜の部屋はお手頃な牧水荘を予約した。
通されたのは2階の部屋。窓の外は山と川。緑がきれいだ。
部屋には温泉を通す式のような暖房はあったが、エアコンはない。代わりに「うちわ」が置いてあった。
ここは標高1,400mの高原に位置しているので、夏でも涼しいのだそうだ。
現に私たちが泊まった日は、夏だというのに(長袖が欲しい)14℃しかなかった。




荷をほどくと早速「白骨の湯」を味わいに行く。
まずは「鬼が城」へ。洗い場のない野天風呂だ。
各風呂へは「湯めぐり回廊」という館内の長い廊下を通ってゆく。





源泉かけ流し(季節によって加温するらしい)の湯は、注ぎ口は無色であるが湯船の湯は薄白く濁っている。
ツンツンすることなく、肌触りの良いお湯だ。
飲泉できるとのことでコップが置いてあったので、一口含んでみた。
気のせいか「シュワ」感があり嫌な味ではない。
夏場のためか少しぬるめのお湯は体の芯から温めてくれる。
先客が2組あったが、しばらくすると我一人。思いっきり手足をのばした。

部屋に戻って一息ついたところでお楽しみの夕食だ。
食事は夕・朝ともに「あずみ野」という食事処でいただく。
















私たち夫婦はそろって「お酒大好き」なので、少量多品種は最高の贅沢だ。
オプションで「和牛朴葉焼きヒレ」を付けたが余分だったかも知れない。






食後に別の風呂を堪能して就寝。






朝っ風呂を浴びて、朝食を昨夜と同じ食事処でいただいた。
普通のご飯と、温泉で炊いたお粥がチョイスできる。
朝食は簡単に済ませる私たちにとっては、品数が多い贅沢な朝食だ。






朝食を済ませ荷づくろいして、チェックアウトのため階下にあるフロントへ行くエレベーターに乗ろうとしたら、向こうで何かの作業をしていた若い男性スタッフが駆け寄ってきてエレベーターのドアを抑え見送ってくれた。
これには正直驚いた。
今までアチコチ旅しているが、帰りのゲストのために仕事の手を止めて見送ってくれたのは初めての経験だ。
キャリーバッグを転がして、あきらかにもう帰る客だし、多くは見て見ぬふりをして自分の仕事を続けるのが普通と思うが、エレベーターのドアが閉まるまで見送ってくれるなんて。
最後まで行き届いた「おもてなし」の心に触れて、シアワセな気分になれた。

白骨温泉「湯元齋藤旅館」、お湯良し、料理良し、スタッフ良しの大満足な旅でした。


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする