哲学はなぜ間違うのか

why philosophy fails?

実用的理論の哲学的矛盾

2011年02月26日 | xx4世界の構造と起源

私たちが生活していく場面場面で、世界はそれぞれの側面を出してきます。人と交わる場面、獲物を追う場面、猛獣を防ぐ場面などは目的論を使うと便利です。一方、道具を使う場面、火や水を使う場面、あるいは石器や土器あるいは植物や動物の死体等の自然の物質を加工する場面などでは、因果論を使うと便利です。

それぞれの場面に対応して、私たちは目的論を使ったり因果論を使ったりする。私たちは、さらにきめ細かく、存在の理論や心の理論や[]の理論など実用的な理論を次々に使いこなしながら、現実世界の出方に対応してうまく動いていきます。そうして毎日うまく栄養供給システムにつながることが重要であって、世界の構造の二面性など、それぞれの実用的な理論の間に多少の哲学的矛盾があっても、それには目をつぶってうまく立ち回って生き抜いていけばよい、ということになります。

拝読ブログ:ブラッドリー『仮象と実在』6

拝読ブログ:『魔法少女まどかマギカ』第68話の感想

コメント   この記事についてブログを書く
« 世界の二面的な構造 | トップ | 矛盾する認知システムの採用 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。