鶴川落語会 スタッフ日記

鶴川落語会新米席亭の日記。ときどきスタッフも現れます。鶴川落語会のお知らせ、スタッフや席亭の落語な日々を書いていきます。

鶴川落語会は落語通向けの会なのか?

2017-06-16 09:02:25 | らくご@鶴川
梅雨入りしたのに、天気がいい、しかもそこまで湿度が高くない日が続きますね。
生活している分にはいいのですが、真夏の水不足や農作物への影響が気になります。
トマトには良いかもしれないけど、キュウリには良くないんじゃないかなとか
いろいろと心配になります。

なかなか梅雨らしい天気にならない今日この頃ですが、
梅雨が明けた頃には、第二十八回鶴川落語会です。



7/22(土)は梅雨が明けているんじゃないかと思うのですが、きっと暑くなります。
暑い中、さらに熱い熱い落語、そして浪曲を楽しんでいただける会です。
大丈夫です。会場の和光大学ポプリホール鶴川は涼しいですから。
(涼しすぎても問題なんでしょうけど・・・空調の調整がんばります。)

まだわりと良席のご用意がございます。
そして、和光大学ポプリホール鶴川のホールは、どこの席でも見やすいので、
そんなにお席にこだわらなくても楽しんでいただけること、自信を持ってオススメします。


実は最近、アンケート等で「通好みの鶴川」「落語を長く聞いてきましたが、満足」という言葉が見られるようになりました。
たいへんありがたいことです。
落語をたくさん聞いてこられた耳の肥えたお客さまに満足いただいていることに、少しホッとするところもあります。
その反面、「学生券があっても、通が多そうで行きにくい」とか「古典押しの雰囲気」というご意見もいただいています。

鶴川落語会では、本物の芸をお客さまにお届けする、ということを大切にしてきました。
それが通好みの雰囲気につながったのかもしれません。(もしかしたら、違うところにも原因があるのかもしれませんが)
鶴川落語会は、本物の芸の力を信じています。
落語通の方はもちろん、今まであまり落語を聞く機会がなかった方にもお楽しみいただけるはずだと思っています。
もちろん、知識はあった方が深い楽しみを得られるのかもしれません。そこは否定しません。
ですが、落語の楽しみ方には段階があることも、事実です。
落語を聞き始めて間もない段階での面白さ、楽しみと、
落語通にたどり着いた段階での面白さ、楽しみは、共通点もありますが、違います。
(落語を聞き始めて間もない方と通の間にもいくつもの段階があると思いますし、通の方の中でも段階があると思っていますが)
落語や浪曲、講談という芸は深く、個々人それぞれの楽しみやおかしみ、面白さがあると思っています。
いきなり通が楽しめる内容を理解することは難しく、
聞いていくことで少しずつ幅が生まれ、深みを感じられるようになっていくのではないかと思っています。
いろんな落語、浪曲、講談を聞いていくことで、少しずつ獲得していくことなんじゃないかなと。
私自身もまだまだで、これからたくさん獲得していくものがあると思っていますし、聞く度に「へえ〜」と思う出会いがあったりします。

そのじわじわくる段階を、じっくりと楽しんでいただき、
長く落語や浪曲、講談を味わっていただけたらと思っています。
その段階の中に鶴川落語会を追加していただけるとしたら、とても嬉しく光栄です。
まだ落語を聞いたことがない方も、落語を聞き始めて間もない方も、そして通の方も、
鶴川落語会に来れば、いろいろな落語に出会うことができて、それぞれが楽しみや面白さを味わうことができるという会を目指して頑張りますので、
近郊の多摩地区、神奈川県の方はもちろん、都心からも是非一度足をお運び下さいませ。



そして、こちらの会も発売中です!



第二十九回鶴川落語会、この顔付けはなかなか見られないのではないでしょうか。
化学反応を楽しんでいただけたらと思いますので、
どうぞご期待下さい!

チケットのお申込は、鶴川落語会までどうぞ。
090−9974−0972 または、
tsururaku@yahoo.co.jp
までどうぞ。
イープラスや町田市民ホール(042−728−4300)、かわせみオンラインチケットからもお申し込みいただけます。


たくさんのお運び、心よりお待ちしております。