旅するウメボシイソギンチャク

アートと自然を私なりの視線で紹介します。虫眼鏡を持って歩くも好し。深い海を夢想するも好し。

伊豆長岡温泉から北へ

2017-04-06 16:57:49 | 日記

ジオツアー三島15 2013年に歩いたコースを再び訪れました
おそい桜の開花を待つ2017年4月
久しぶりの好天に撮影もはずむ 


西琳寺の桜
建物を支える長岡凝灰岩中部層の岩石
風化に弱いので、建物のなかに使われることが多いようです









湯谷神社参道には古奈温泉の源泉跡
そして神社一帯はほぼ石切場跡








古奈湯元公園にある足湯で少しリラックス 
4年前の不思議な建物は、だいぶ様子を変えてただいま分譲中
狩野川放水路を三養荘の石塀を見ながら歩きます
現在通用口になっている鏡池石切場跡も長岡凝灰岩中部層にあたります









洞古墳に向かう途中道路わきに緑みを帯びた下部層の露頭がありました
上の方に横穴式古墳がみえます









狩野川の旧流路となっていた墹の上(ままのうえ)からみえる男山と女山
あわせて大男山と呼ぶそうです







鎌倉幕府創立に功績があった北條時政の子息
義時が創建したという寺院です
境内にある丘には北條義時夫妻のお墓がありました
珍しい石瓦
そして三猿の刻まれた石像










豆塚古墳にある石徳高神社(いわとこたかじんじゃ)は
かつて大男山にありましたが、北條義時が遷宮したといわれ
守山八幡にも分祠されているそうです

境内のナギ(椥)の葉は中央脈がなく平行脈が特徴
またヒサカキ(非榊・姫榊)の花が独特の臭気を放っていました 
お墓や仏壇へのお供えや玉串(サカキ)の代替えとして利用されているそうです









八坂神社にはいろいろな神さまが合祀されていました
一角には熊埜神社、宇迦能魂神社、秋葉神社、視眼神社が並びます
また車輪のついた可愛らしいサイズのお社も 








熊埜神社→くまのじんじゃ 秩父郡皆野町にあった! 熊野神社が本宮か(?_?)
宇迦能魂神社→うかのみたまじんじゃ 日本神話に登場する伏見稲荷の主祭神 穀物の神さま
秋葉神社→火防、火伏の神さま 秋葉大権現が起源で総本山は浜松市天竜区春野町
視眼神社→この神さまがよくわからない(?_?)

勝手な推測ですが、下田市白浜にある伊古奈比咩命神社(いこなひめ)
通称白浜神社に関係があるとします
境内にあるアスナロ(翌檜)という樹木の幹のなかの水で
目を洗うと目の病が治るとされた目の神さまの社があるそうです
アスナロにあるヒノキチオールは、香料として歯みがきやヘアトニックに利用され
抗菌剤としても有効
古奈温泉が古くから眼病に効くとされていたことにも関連するのかもしれません
ちなみに木花佐久夜姫(このはのさくやひめ)の母が
伊古奈比咩命にあたり、父は大山津見神(おおやまづみのかみ・三嶋大明神)


そもそもの八坂神社
須佐之男命(すさのおのみこと)が登場
古事記、日本書紀で漢字表記も異なっています 







さて狩野川の河川敷、松原橋付近でみかけたこの景色
いったいなんでしょう (?_?)



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