toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「晴れた日は謎を追って」 伊坂幸太郎 他

2016年05月07日 | 読書日記
シェアードワールドと言うらしい、複数の作家が同じ町で起きる事件を描くアンソロジー。
企画倒れの感もないことはないけど、福田栄一の「大黒天」が一番面白かったかな。。

道尾秀介  「弓投げの崖を見てはいけない」
伊坂幸太郎 「浜田青年ホントスカ」
大山誠一郎 「不可能犯罪係自身の事件」
福田栄一  「大黒天」
伯方雪日  「Gカップ・フェイント」




創元推理文庫
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「スクープのたまご」 大崎梢

2016年05月07日 | 読書日記
出版社に就職した主人公が2年目に週刊誌に移動させられて頑張るというお仕事小説。
各章ごとに色んなエピソードが語られるのかと思っていると、最初の話が発展していって連続殺人事件のスクープの話になる。

楽しく読める一冊だけど、前半部分にたまに意味不明な文章や、表現がおかしな文章が出てくる。



文藝春秋
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「桐島、部活やめるってよ」 浅井リョウ

2016年05月04日 | 読書日記
面白かったけれど、「上」の人とかそういう校内カーストって言うものを経験したことが無いので共感はできなかった。
実際にそういうものは有るんだろうか・・・・?


集英社文庫
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「あるキング」 伊坂幸太郎

2016年05月02日 | 読書日記
出だしはちょっと清水善範風。
天才野球少年が、どんな展開になっていくのかかなり楽しく読めた。
天才ゆえの風変わりなところなど許せる範囲だったけれど、結末はどうも納得がいかない中途半端なかんじ。
一番最後は余計だったんじゃないかな。。。




徳間文庫
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「ニセモノの妻」 三崎亜記

2016年05月01日 | 読書日記
三崎亜記にしたら比較的普通っぽい世界を描いた短編集。
「となり町戦争」くらいの異常さ?
最後の「断層」だけは割と異常度が高かったけれど・・・。
このくらいだと読み始めてすぐに物語に入っていけるので、個人的には好きなんだけど、「ターミナルタウン」のような作品もやっぱり捨てがたい(笑)。



新潮社
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