toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「ホテル・カイザリン」 近藤史恵

2023年07月31日 | 読書日記
色んなタイプの短編集。

「おはようおかえり」がちょっとオカルトっぽかったけれど、私的には「近藤史恵ってこういうのも書くんだ」という感じ。

良かったのは下記の作品。
ちょっとブラックな「降霊会」、「甘い生活」(「降霊会」と同じネタの使いまわし感あり)、「未事故物件」そして表題作。
ミステリテイストの「「孤独の谷」。

逆に最後の「老いた犬のように」はなんだかなぁ・・の作品。


ところで「孤独の谷」では香苗が「弟―美希の父親は・・」って言ったところで気づかないのはおかしくない?






2023.7.30
光文社
コメント
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