夏の盛りに追分宿から江戸まで氷を運ぶプロジェクトストーリ。
この手の物語は、途中で発生するトラブルを解決しながらなんとか達成するという展開が普通で、そのトラブルにいかに対応するかというところがハイライトなんだけど、この小説では事前に手を打ってその後は比較的順調・・・と言う流れでイマイチ盛り上がりに欠ける。
最初に様々な問題点が指摘されどうやって乗り越えていくんだろうと思っていると、どれもあっさり解決してしまう。
実際に動き出してからもトラブルは発生するけれど、みんな都合よく終わって欲求不満気味。
この作者の作品はどれも物足りなさを感じる。
2023.5.30
新潮社
この手の物語は、途中で発生するトラブルを解決しながらなんとか達成するという展開が普通で、そのトラブルにいかに対応するかというところがハイライトなんだけど、この小説では事前に手を打ってその後は比較的順調・・・と言う流れでイマイチ盛り上がりに欠ける。
最初に様々な問題点が指摘されどうやって乗り越えていくんだろうと思っていると、どれもあっさり解決してしまう。
実際に動き出してからもトラブルは発生するけれど、みんな都合よく終わって欲求不満気味。
この作者の作品はどれも物足りなさを感じる。
2023.5.30
新潮社