「イモムシ偏愛記」が良かったんで、続けて吉野万里子を選んでみたんだけど・・・・。
今まで外れが無かった吉野万里子史上はしめての外れかも。
最初に登場する有也が1秒も一緒にいたくないほど嫌な奴で、彼の台詞や行動のすべてが許せない。
有也ほどではないけれど、次に登場する権輔もロクなもんじゃない。
彼らのせいで読み続けるのが少し嫌になる。
おまけに主人公(?)の亜沙美も考えてることが良く分からない。
別の主人公(?)の2匹の猫達が登場するとファンタジーの世界になるけれど、これは読んでるうちに徐々に受け入れられるようになる。
2匹の猫の名前でもある、いい孤独の「ソリチュード」と悪い孤独の「ロンリネス」と言う言葉に拘っているようで最初に登場した後は、最後に取って付けたように書かれているだけで中途半端な感じ。
孤独とは・・・と言う哲学的な考察ををしながら、猫の奇跡の再会物語になっていたり。
内容が盛沢山すぎて焦点がボケている印象。
新潮社
今まで外れが無かった吉野万里子史上はしめての外れかも。
最初に登場する有也が1秒も一緒にいたくないほど嫌な奴で、彼の台詞や行動のすべてが許せない。
有也ほどではないけれど、次に登場する権輔もロクなもんじゃない。
彼らのせいで読み続けるのが少し嫌になる。
おまけに主人公(?)の亜沙美も考えてることが良く分からない。
別の主人公(?)の2匹の猫達が登場するとファンタジーの世界になるけれど、これは読んでるうちに徐々に受け入れられるようになる。
2匹の猫の名前でもある、いい孤独の「ソリチュード」と悪い孤独の「ロンリネス」と言う言葉に拘っているようで最初に登場した後は、最後に取って付けたように書かれているだけで中途半端な感じ。
孤独とは・・・と言う哲学的な考察ををしながら、猫の奇跡の再会物語になっていたり。
内容が盛沢山すぎて焦点がボケている印象。
新潮社