toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「競歩王」 額賀澪

2019年11月03日 | 読書日記
タイトルを見て将棋の話かと思ったら違った(笑)。

「タスキメシ」、「ウズタマ」、「完パケ」と読んできた額賀澪だけど、これが一番面白かったかな。。
主人公は競歩の選手では無く、選手を取材する小説家で話の中でも主人が、競歩選手とその物語を書く小説家の物語を書くというなんとも複雑な仕組みになっている。
メイキングを読んでいるような気分。
凝った作りの割りにはイマイチ大成功とは言えないかも。
でも物語自体はなかなか面白くて楽しかった。

会場が札幌になってしまって、終章が残念なことになっている。






光文社
コメント
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