toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「夜の終焉」 堂場瞬一

2015年01月05日 | 読書日記
20年前に汐灘で起きた殺人事件の被害者の息子の真野の経営する喫茶店の前でひき逃げ事件が起こり、店から出たばかりの少女が意識不明になる。少女の身元を探しに真野は汐灘に向かう。
一方同じ事件の加害者の息子の川上が、再び起きた殺人事件の弁護士となって汐灘に行く。

緊張感いっぱいの前半に比べ、後半は登場人物が理解しがたい行動をとったり、ストーリ展開が安易だったりする部分も有るけれど、なかなか良い作品。
真野のその後や、川上の裁判の行方など気になる終わり方。

この前に読んだ小説が素人の作文みたいな出来だったんでより良く思えたのかも(笑)



中央公論新社(上下巻)
コメント
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