toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

夢見る黄金地球儀

2011年09月21日 | 読書日記
チームバチスタでこのミス大賞を取った海堂尊の作品。

登場人物は違うけど、舞台はバチスタからの一連の作品と同じく桜宮市。
ミステリーではなくて、展示されている黄金の地球儀を盗みに行くと言う内容のドタバタ作品。
文章の端々にギャグ満載で荻原浩の作品を読んでいるような感覚になる。
ストーリも飛んでいて読んでいるとどんどん引き込まれている行く。
ただ、最後の場面はちょっとドタバタになりすぎて冷めてしまうし、エピローグも余計。

ちなみに国家公務員とヤクザの共通点は
人の懐を当てにして、自分の都合の良いルールを適用する。
逆らった人間に対し厳しい懲罰で対する。
と言うことらしい・・・


創元推理文庫 定価640円
コメント
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