春来たりなば、とて柔らかな紫系の小品です
「私小説的な読み物は年寄りには馬鹿馬鹿しい」
この言葉は『実践快老生活』の著者渡部昇一氏の一文である、それにはこのように書かれている「私小説的な読み物は、人生経験の豊富な年寄りには楽しめないものであろう」
「年を重ねると、若き日の悩みの多くが実に取るに足りぬものであることが良く分かるようになるから」と続いている、ツモ爺も何となくその意味が分かる
この頃は新聞でもテレビでも自分の好きな記事や番組以外は見ない、読んで理解をしても手遅れ、もしくは無用と思えるようになってきたからである