エネルギー・社会・経済の変化と対応

変化を見極め、対応を考える

揚水で“自前"エネ資源 活用

2018-11-02 08:57:28 | 日記

20世紀には、国のエネルギー資源の多くを化石燃料

依存していた。過去の「水主火従」時代には水力

エネルギーが国を支えた時もあった。21世紀に入っ

        

  出典:enecho.meti.go.jp/ 水力発電所のダム(例)

て、その様相が変わって来た。水資源に恵まれた日

本。水資源を生かした水力発電(特に、純揚水発電※)

の価値を見直し、そと見通しについて考察する

。※:純揚水とは、河川の水をあまり使わずに発電す

る揚水発電の事を言う。

◇揚水発電所の価値を見直す:意外と伸びている;

大型ダム建設には、自然や村への影響が懸念され、そ

建設は難しい時代になった。その中で、「揚水

」が、かかる影響を"軽減できる"事もあり、建設

んで来た。主な揚水発電所sを挙げ、特徴等につき探る。

1)北電・京極発電所:純揚水、落差369m、60万KW;

水力発電所のImageが変化した。そこには大型ダム

は無く、写真に見る如く、上部に調整池が、下部に

      

         出典:hepco.co.jp/ 京極発電所の全景

もう一方の調整池を配し、中間位に位置する地下に

発電所を置く。下部調整池の水を揚水し、上部調整

池溜め、この水を落下させて発電する。下部調整池

には、河川から幾らかの水を補う。結果、従来の

型ダム建設は不要となり、自然や人への影響が軽減

されている。1号機(20万KW)は2014年10月に、2

号機(20万KW)は2015年11月に運開済で、3号機(

20万KW)は2028年以降に運転予定とある。夜間に

汲み上げた水を昼間に落とし発電する事で、太陽光

発電からの電力を消費するのに役立てれる。

2)東電・神流川発電所:純揚水、落差653m、合計

出力282万KWもある世界最大級の揚水発電所となる。

   

 左:下部調整池、中:上部調整池、右:水車発電機

     出典:tepco.co.jp/ 神流川発電所の構成

      

  左:上部調整池、中:地下発電所、右:下部調整池

           出典:tepco.co.jp/ 神流川発電所の構成

1号機(47万KW)は2005年に、2号機(47万KW)は20

12年に運開済で、3~6号機(計188万KW)は2024年

以降に運転開始とある。東電管内の太陽光発電出力は

、2018年3月末時点で980万KWと全国一多い。更に、

太陽光発電が増えれば、上述の揚水発電所が吸収する

役を果たすだろう(九電の如き、太陽光発電の出力制

限は回避して貰いたい)。

◇日本"自前"の水力エネルギーは豊富だ:

2018年3月末時点で、太陽光発電等の再生エネが4,1

47万KW、水力発電が4,579万KW(内:揚水発電が、

2,515万KW)を有する。日本の電力会社(10社+原発

原電)+再生エネの合計発電能力は、26,244万KW

ある。これらの発電出力から計算すると・・同電会社

合計で水力発電が17.4%を占め、その内の揚水発電は

9.6%にもなる。今後も、揚水発電を主軸にした水力

エネルギー発電を増やした行く事は可能と思う(環境

影響をminにした建設で)。






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