エネルギー・社会・経済の変化と対応

変化を見極め、対応を考える

CO2削減 発電所/自動車で

2018-12-03 08:43:12 | 日記

2018年12月2日、ポーランドでCOP24が開幕した

。CO2削減は緊急の課題。そのルール作りがなされ

    

       出典:nikkei.com/  COP24が開会

る。欧州では、国の環境政策と対立する運動が頻発

。今、世界で起きている現象について考察して見る。

◇石炭火力への抗議デモ in Germany:

ベルリンで2018年12月01日、COP24開催を前にし

て1万6,000人規模のデモがあり、石炭火力を廃止を

    

    出典:NHK  石炭火力廃止を訴えるデモ in 独国

訴えた。CO2排出量を燃料別で見ると・・石炭を10

0すると石油は76、LNGは62となる。ドイツの石

火力は国全体の約35%も占め、多い。日本の現状

では、電力会社で異なる。東電の石炭火力比率は約5

%、北電のそれは約30%ある(資源エネ庁の電気事業

者発電所出力Dataから著者が算出)。我が国では、石

炭火力新設計画が地元の反対で延期された所もある。

◇燃料税Upに抗議するデモが続く仏国:

2018年12月01日、パリのシャンゼリゼ通りで3回目

のデモがあり、一部が暴徒化した。。ガソリンや軽油

     

    出典:www3.nhk.or.jp/ 燃料税Up抗議デモ

の税金を上げ、CO2の排出を抑制する政府の狙いが

ある。自動車から出るCO2を抑制するにはEVやPHV

などに置換える必要がある。国民の負担が増す等から

簡単ではないだろう。

◇自動車のEV化、PHV化の現況:まだ、少な目;

自動車から出るCO2を大幅に減らすには、Hybrid車

EV・PHVに置換えて行く事が求められる。しかし、

EV・PHVは消費者の負担が増す事から、普及には時

が掛かりそうだ。EV・PHVの直近(2017年)の世界

売台数を見ると(出典:hyogo-mitsubishi.com/)・

1位が中国BAICで78,079台、2位が米国Tesla(Mo-

del S)で54,715台、3位がトヨタ(PHV)で50,830台、

    

       出典:toyota.jp/ トヨタ Prius PHV

4位が日産のLeafで47,195台、5位がTesla(Model X

)で46,535台となっている。一般の自動車の世界販売

台数に較べて、可成り少な目な段階にある。

◇火力発電所と自動車におけるCO2削減:

上述のドイツでのデモと云い、ランスでのデモと云

い、「環境 vs 経済のせめぎ合い」でもある。発電所

も自動車も、技術的には可成り進んだ。火力発電所で

云えば、熱効率(※)が大幅にUpする複合型の発電方

     

    出典:tepco.co.jp/ 複合型火力発電所(例)

式が実用になっている。通常型の発電所では熱効率(

※)は40%前であるが、複合型の発電方式にすれば

熱効率(※)は60%近くに向上する。世界では通常型

火力発電所が大勢を占めている。技術は完成してい

る。我が国は、その最先端を行く。適用するか否か

は、各国政府の政策如何で決まる(環境vs経済の関係)。

※:熱効率とは・・燃料が有する熱エネルギー(カロリ

       

      出典:fepc.or.jp/ 火力発電所の原理

ー)を電気エネルギー(KW)に変換するに当り、どれだ

けの熱エネを電気エネに変換できるか。熱効率は、そ

程度を表す。例えば熱効率40%とは・・燃料100を

費して40が電気に換わる(残りの60は無駄になって

る)。cf. 通常型の自動車の熱効率を見ると・・ディ

ゼル車で40%程度、ガソリン車で30%程度と云わ

ている(数値の参考元:ja.wikipedia.org/)




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