つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

TPP問題

2012-05-18 | 社会
 今年1/22に、放送大学岐阜学習センターの奥田さんによる「はやぶさ」に学べ危機管理という講話を紹介しましたが、その続編を昨日話されました。今回は、日本の食についての危機管理。主にTPPについての論証でした。

 今、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)に加盟すべきか、国内でも意見が分かれています。政府もこの重大なことについて、あまり国民に説明をしていません。これについての詳しい報告を見ると、安易に加盟すべきでないことが分かりました。農水省は無論反対しているのですが、経団連と政府は賛成。輸入価格も輸出価格も下がるからです。
 アメリカのオバマ大統領は、不景気を打開するためと、自分の選挙に有利な条件を作りたいため、日本の加盟を迫っています。

 TTPに加盟をしてしまったら、後には引けません。今の政権は正しい判断が出来るのでしょうか。仮に加盟すると、只さえ低い食糧自給率がさらに低下し、今の39%から14%になるという試算があるのです。先進国中今も最低。日本の農業は破滅するそうです。農業を営む人の平均年齢は年々高齢化し、今は65歳。これ以上上がると自作農は不可能です。日本は輸入する食料も多いですが、廃棄する食物も同じくらい多くて、これも問題です。

 TPPに比較し、FTA(自由貿易協定)はそれほど厳しいものでなくて、関税、制限的な通商規制、サービス貿易の障壁など、通商上の障壁を取り除く自由貿易地域の結成を目的とした、二国間以上の国際協定のこと。

     

         
          日本の食糧自給率は世界最低
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八寶茶

2012-05-17 | 海外旅行
 いとこのNちゃんからマレーシアみやげのマーライオンのチョコと、八寶茶を頂きました。まだ未訪の国ですので、はじめて。味は、中国のジャスミン茶とよく似ているはずで、中国製だからです。ジャスミン茶と違うのは、お茶の葉に、ナッツなどが入っていること。きれいだったこともあり、急須一杯分をカップに入れてしまいました。
 お茶の葉に加えて、菊、紅棗、木耳、クルミ、クコの実、氷砂糖などが入っています。箱の英文の効能を見ると、芳香性のお茶は、コレストロールを減らして、免疫を増加させると書いてあります。

 現地では、飲茶のお店に入ると、注ぎ口の1mくらいある急須を持つ中国人らしき人が、急須を回したり踊ったりするようなパフォーマンスつきでお湯を注いでくれるそうです。ネットでもいろいろ調べてみました。

 マーライオンのチョコの中にもナッツが入っていました。

材料  性味         帰経    効能
菊花  辛甘苦/微寒    肝、肺   疏風清熱(外感風熱および温病初期の発熱、頭痛証)、解毒、明目(肝経風熱あるいは肝火上亢による眼赤腫痛証、肝腎陰虚による眼がかすむ証)
緑茶  苦微苦/微寒    心、肺、肝、腎、脾、胃   袪解暑(暑気を取り除く)、解熱毒(熱毒をさます)、止痢(下痢を止める)、利水(体の中の余分の水分を排泄させる)
紅棗  甘/温       脾、胃   補中益気(脾胃の気を補い益す)、養血安神(血虚による萎黄、臓煩躁、精神不安定)、緩和薬物(激烈な薬物の薬性を緩和する)
枸杞  甘/平       肝、腎、肺   滋補肝腎(肝腎陰虚を補う)、明目(視力減退にきく)、潤肺(陰虚による慢性咳嗽)
龍眼  甘/温       心、脾    補心脾(精神疲労により心脾を損傷した場合を補う)、益気血(気血不足)
葡萄  甘酸/平      肺、脾、腎    補気血(気血を補う)、強筋骨(筋肉、骨を強くする)、利小便(よく小便を出させる)、安胎(胎児を安定させる)、除煩止渇(胸のもやもやを除き渇きを止める)
白木耳  甘淡/平     肺、胃、腎   滋陰潤肺(体の中の陰の部分(血、津液など)を滋養し、肺を潤す)、益胃生津(津液(体の中の生理的な水分)を生み出し、胃の働きを益す)
氷砂糖  甘/平      脾、肺   補中益気(脾胃の気を補い益す)、和胃潤肺(胃を調和させ肺を潤す)、止咳化痰(咳を止め痰を出す)、養陰止汗(陰を養い寝汗を止める)


     

        
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イヌコモチナデシコ

2012-05-16 | 植物
 近くの堤防でナデシコ科らしいかわいい花を見つけました。ネットで尋ね、外来種のイヌコモチナデシコと教わりました。一昔前は見なかった花。マツバウンランのように名前は日本原産のイメージですが、実は外来種。周辺にオオキンケイギクがものすごい勢いで繁殖し、日本古来のものは絶滅しそうな気配です。
 ネジバナも極端に減少しています。以前、野のネジバナを鉢植えにしていたこともありましたが、やがて枯れました。「やはり野に置け蓮華草」なのですね。
 下の写真は、リンクしているzooeyさんの実家のS歯科医の玄関にあった花々。20年来歯の主治医。

     
     白藤

             
             ヒメエニシダ

     
      黄色いエリカ

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マニキュアとペディキュア

2012-05-15 | 学校
 先日、放送大学岐阜学習センターの英語セミナーの新規の講座(廣田先生)の二回目がありました。以前の後藤先生のセミナーは終わりましたが、サークルとして発足しています。
 これまで、手の爪に施すものをマニキュアと言うのに、足はなぜペディキュアと言うかが謎でした。ようやくこの日に解決。すっきりしました。
 英語は5000年程前は同じであったのに、3500年前部族移動によって分かれ、1500年前、ゲルマン人が英国に渡った時出来たとされています。インドに渡り、サンスクリットとなり、イラン、イラクに渡りペルシャ語となり、ギリシャではギリシャ語になり、ロシアではロシア語となりました。

 3500年前、おおまかに言うと、ゲルマン系とラテン系に分割。ラテン系はフランス語、スペイン語、イタリア語など。ゲルマン系は、英語、独語などです。ドイツ人は頑固なので、ドイツ語を貫き独特の言葉となって今に残った訳です。

 マニキュアは、ラテン系の言葉。ペディキュアもラテン系。フランス語で足のことを「ピ」と言います。このピからペディキュアが生れました。ピを知っていたのに、どうしてペディキュアを連想できなかったかと、もどかしいです。英語でもマニキュア。でもなぜかそれを落とすときは、ネイルポリッシュ・リムーバー。英語はラテン系も躊躇なく取り入れています。レストランはフランス語からですし、綴りもフランス語と同じ。貪欲でこだわりがありません。そのため英語の発音は一貫性がなくて複雑怪奇になっています。
 マニファクチャーは、工場制手工業の意味。夫たちが会社で開発していた「手」のロボットを、マニピュレーターと言ってましたし・・・

 下の写真は、JR岐阜駅前の「ヒトツバダゴ」。俗に「なんじゃもんじゃの木」と呼ばれています。我が家にもあるのですが、なかなか咲いてくれません。

  
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ちんすこう

2012-05-14 | わが家
 久しぶりに沖縄のおみやげを頂きました。有名なちんすこうです。これまでも度々頂いたり、自分でも20年前訪れた時買ったりもしたのですが、こんなに美味しいちんすこうははじめて。雪塩という名がつき、まるで別の味です。下さった方が沖縄出身のせいでしょうね。
 黒砂糖、「ちゃわきぐぁ」は、以前抹茶に添えて茶菓子として饗されたお寺で頂いた時と同じ味。調味料とは違います。沖縄方言で「ちゃわきぐぁ」とは、「お茶のお供にどうぞ」と出されるお菓子のこと。

 先日、このブログの読者の一人のNさんが訪問下さいました。沖縄のお父上様が歌人。これまでも岐阜にも来られていて、今回はまだ未訪の短歌遺跡を巡りたいので、いろいろ聞きたいということで、急遽お目にかかることになりました。今頃歌のお仲間10人で、この地を堪能されていることでしょう。
 200人ほどのブログ読者の顔が見えないので、このような問い合わせは大歓迎です。8/7に書いた放送大学の講話の内容に関するものですから、大学事務局を通して連絡が入りました。これからも親しくさせて頂きたいです。

   

           
            ちゃわきぐぁ
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母の日の贈り物 6

2012-05-13 | わが家
 5月も半ばにさしかかると言うのに、この時期としてはとても寒くて当地の最低気温は11度。北海道では昨日雪が降ったようです。 
 前日に続いて、母の日のプレゼントとして、今年もフラワーアレンジメントと果物も届きました。年一度玄関が華やかになります。上の写真の花は、嫁より。下は老母に対して、果物とともに妹から。毎年籠も母は大切に保存していますし、私は白い陶器の入れ物は、筆入れにしています。花が終わっても用途があります。カサブランカの蕾も最後まで咲き、長く楽しめそうです。
 三番目に届いた花は、次男夫婦からのブリザードフラワー。特殊加工がしてあり、水やりの必要がありません。ブリザーブドフラワーは、英語で「保存された花」という意味。 

 最下段は、私達から老母へのプレゼントの折詰。友人がコンビニを経営していて、商品のお知らせがあったので感謝膳を注文してみました。おせちと同じで冷凍状態で届き、自然解凍します。

           
           妹からのフラワーアレンジメント

      
       ブリザーブドフラワー

          

   
    みやざき完熟マンゴー

          
          感謝膳
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母の日の贈り物 5

2012-05-12 | わが家
 昨日、母の日のプレゼントが娘から届きました。去年は、はなやかなスカーフでしたが、今年はシックなカーディガン。リバーシブルになっていて二通りに着用出来ます。

 記事とは関係がないのですが、下の写真は、ドイツ・フランクフルトのホテルに飾ってあったアマリリスのオブジェ。最初見た時は本物と思い、なんと贅沢な・・・と、驚いたのですが、よく見れば赤も白もどちらも造花。造花はこれまで撮らなかったのですが、とてもうまく出来ているので・・・

  

               
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起き上がり最中

2012-05-10 | 岐阜県
 岐阜の人にとっては、あまりにもありふれているお菓子。見向きもされないと思い、取り上げなかったのですが、久しぶりに頂いてみると、縁起もいいし、50年前よりバラエティに富むし、紹介することにしました。
 昔は栗入りはなかったと思います。いつから発売されるようになったのでしょう? 味も以前より美味しいです。七転八起を連想し、めでたいので贈答に喜ばれることもあり、ロングセラーになっているのでしょうか。

 珍しいタイのお菓子を頂きました。ミルク味ですが、あっさりしています。ウェハースのように見えますが、それよりうんと美味しいです。

    


包装紙

     
     タイみやげのお菓子

    

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キクザキイチゲ

2012-05-09 | ガーデニング
 これはオランダのキューケンホフ公園で撮影しました。名前が分からなくてネットに聞き、「キクザキイチゲ」と教わりました。出口近くにカーペット状に植栽。日本庭園ではありません。ヨーロッパでは、アネモネ・ブランタと呼ばれているようです。キンポウゲ科。

 キクザキイチゲによく似た花に、アズマイチゲがあります。その花のことを、100歳まで現役歌人であった土屋文明氏が、歌に詠まれています。下の写真はアズマイチゲ (ネットより) これもキンポウゲ科。

にんじんは明日蒔けばよし帰らむよ東一華(あづまいちげ)の花も閉ざしぬ   (昭和21年)

(山に来て拓いた畑に彼は野菜の種をまいている。にんじんの種だけが今日はまきおくれた。さあ、にんじんは明日蒔くことにして帰ろう。日も昏れ、峡の流れの上には夕霧もただよい始めた。草のまに可憐に咲いていたあづまいちげも、いつか一日の花を閉ざしてしまった。)

   
   アズマイチゲ 
 
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今井田さんのモニュメント

2012-05-08 | 岐阜県
 一陽会岐阜展で、彫刻家の今井田さんを紹介しました。(1/15) 先日、人を新幹線岐阜羽島駅に迎えに行ったとき、南口に立つ彼の作品を撮影。本人は、「ちょっと」、と謙遜されていましたが、なかなかどうして堂々たる彫刻です。タイトルは「飛翔」。高さはも幅もかなりあります。設立者は、羽島ロータリークラブ。最下段の写真は、今井田さんの前回紹介の中部一陽展出品作。

 いつも利用する名鉄が、北口。南へ出たことがなかったのです。政治駅と悪口を言われていますが、地元は感謝しています。名古屋に出るより西行きが特急料金が安いのです。上京する時は、名古屋に出ます。
 岐阜へ皇族を迎える時は、名古屋でなくて、この駅に駅長が迎えます。次はこの秋の岐阜国体です。

     

   

            
             中部一陽展の出品作 「昇華」

    
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