上の写真は、あるイタリア料理店に飾ってあった鉢植えのオリーブです。加古川市にいた時、庭に二本のオリーブを植えていたのですが、25年経っても実を結ばなかったのは、なぜだったかと今も疑問です。夫が小豆島から買って来たのに・・・
一本では交配しないと教えられ、雌雄二本育てていたのです。DNAが同一の花粉には反応せず、実をつけないことが多いとか・・・モクセイ科。日本では、橄欖(かんらん)とも呼ばれるらしいですが、これは本来別の植物のようです。橄欖は知っていました。なぜならこういう名前の短歌の結社が東京にあるからです。
地中海地方原産。日本へは100年前に渡来。小豆島や岡山によく見られます。ギリシャでも、スペインでも、イタリアでも、トルコでも広大な果樹園に植えられていました。乾燥に強いらしく・・・
これまで見慣れていたせいか、今回の旅でもオリーブ畑の写真を撮ることを忘れていました。下の写真は、エーゲ海の島の民家の庭にあった枝垂れる品種のオリーブ。今頃季節はずれの実がなっていました。
下の写真のオリーブオイルは、ホテル近くのスーパーで自家製のものを量り売りしていたもの。最下段は、料理のサラダに入っていた一粒。塩漬けですが、それほど美味しいとは言えません。キーウィジュースはまあまあでした。
日本最古と言われるオリーブの木が、加古川市のお寺にあると東京の人から聞き、見に行ったことがあります。あんな大木は初めてでした。もう20年も前のことです。
でもギリシャでは、あの程度はざらにあり、珍しくなかったです。
オリーブの実 オリーブオイル
サラダの中のオリーブ(右下)