つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

震災一週間

2011-03-18 | 災害

 大震災から一週間たちました。終日震災の暗いニュースで、さらに原発のトラブルが追い打ちをかけています。この一週間、毎日、海外のメディアを中心にupしていた夫の姪(zooeyさん)のブログが勇気を与えられるものであり、もっと早く伝えたかったのですが、身内を褒めるのもどうかと思い遅くなりました。(リンクしています)
 海外からの励ましと賞賛の言葉も伝えたくて・・・下は彼女の3/12の記事からです。写真も彼女のブログから。

 世界中から届いた日本への「祈り」のメッセージ

http://karapaia.livedoor.biz/archives/51984086.html

 
(彼女は子供の頃から、向上心が強く、グローバルです。)


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激震地より

2011-03-17 | 災害
 地震以来気になっていた激震地に住むペンフレンドとようやく連絡がとれました。震度7に襲われた宮城県栗原市。そこに住むHさんと知り合ったのは、もう35年も前。書道機関紙の紙面上でした。

 とにかくご一家が無事でしたので一安心です。数年前の岩手宮城内陸部地震で家を損傷され、新築されていたため、今回は被害はなかったようです。
 ようやく、電気も水道も復活してほっとされていました。今、宅配業者も被災地への荷物は断るのですが、念のために必要な物資を聞きましたら、「ガソリン」という返事。電話をかけても胸がつまってしまいました。津波の影響のない内陸部であり、新築で多分大丈夫と思いながらも心配だったので・・・励ましの電話を喜んで下さいました。(写真はネットより。震度の色分け図。最強の緑色の部分が栗原市)
 19年前、東京にいた時に東北旅行をした折、一度お目にかかりました。厳美渓?に案内下さったのです。

 昨日は、地元老人会で地震の義捐金の集金をして来ました。担当地区の皆さんは好意的に出して下さいました。
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津波のトラウマ

2011-03-15 | 災害
 昨日の英会話は、スリランカのEranga先生の体験も交えて、自然と地震の話になりました。今、日本へ世界中から救援の手が差し伸べられていますが、スリランカからも6年前の津波の時助けられたお礼ということで、来日が予定されています。その通訳者として、先生は東北に出かけられます。

 2004.12.26 のスマトラ沖地震で、タイのプーケットやスリランカを襲った津波では、死者、行方不明16万人余でした。スリランカは地震のない国で、津波にも無防備だったのでしょう。その中で親を津波で喪い、孤児になる幼児もありました。その孤児二人を先生のお母様は育てておられます。もうすぐ12歳になるので、裁判所で子供に尋ね、戸籍上も子になるかを審査されるのだそうです。勿論先生のお母様はよく面倒を見られてきたので戸籍に入れられるようです。
 なぜこういう制度があるかと言うと、孤児をお手伝いさん代わりに使うケースがあるからだとか・・・

 その子たちは水の怖さが今も忘れられないらしく、決して水泳はしないそうです。先生のお子さんが泳ごうとしても、「やめて」と止めるそうです。今も怖かった津波を思い出す水がトラウマになっているのです。写真はプーケット津波(Yahooネットより)
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転送願いのメール

2011-03-14 | 災害
 「節電のお願いです」というタイトルで、下のようなメールが友人から来ました。メールを転送していたところ、最初に送った友人から、「いたずら転送メールに注意」というメールが来ました。リンクしている総務魂の番頭よっさんさまも同じメールが来たそうで、安心していたのですが・・・それに同じメールを5通貰った人もいたし・・・

 「■お願い■>関西電力で働いている友達からのお願いなのですが、本日18時以降関東の電気の備蓄が底をつくらしく、中部電力や関西電力からも送電を行うらしいです。一人が少しの節電をするだけで、関東の方の携帯が充電を出来て情報を得たり、病院にいる方が医療機器を使えるようになり救われます!>こんなことくらいしか関西に住む私達たちには、祈る以外の行動として出来ないです!>このメールをできるだけ多くの方に送信をお願い致します!>と友達の友達からが届きました。このをできるだけ多くの人に送信してください。」

 よくよく考えてみれば、富士川を境に、西は60ヘルツ、東は50ヘルツで周波数が違うため簡単に送電は出来ませんね。しかし、節電は大切なので、たとえ関西電力を装ったメールでも、日本全体が非常事態ですから、無駄な電気は使わないことが大切ですね。

 昨日は、地震の規模がM9と訂正発表があり、ここ400年で日本最大ということになりました。死者は1500人余り。行方不明一万人余。これまでの最大は、明治24年(1891年)の濃尾震災でした。上の写真は、津波にのみ込まれた宮城県名取市付近の沿岸。(Yahooネットより)
 濃尾震災は明治24年10月28日朝、岐阜を震源として起こったM8(震度7)の地震。死者7000人余。余震は4日で720回。下の写真は、濃尾地震直後の長良橋。(岐阜市歴史博物館資料より)

     
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放射能から身を守るために

2011-03-13 | 災害
 東北関東大地震で福島原発周辺にも避難勧告が出ています。人類の英知を集めて造られた原発ですが、地震に襲われ、問題が発生。原子力安全保安院の人たちは徹夜で見守っておられるようです。日本ではじめて炉心溶融となっても海水で冷却はしていて、とりあえず安全は保たれているのですが・・・リンクしているミラノのレイコさんのブログの一部(放射能から身を守るために)をコピーします。

「以下は古長谷稔さんの著書を元に川島和正さんがまとめた文をそのまま引用です。 

もはや放射能汚染されるのは時間の問題になってきましたので、被害を最小限に抑える方法をお伝えします。

原発被害について
おそらく日本一研究している古長谷稔さんの著書、「放射能で首都圏消滅」より引用です。メディアの報道を信用しないで、この情報を信じて行動してください。
今の報道を聞く限り、住民の避難や準備のペースに合わせて報道している気がします。
(パニックにならないようにするため)

★ 放射能から身を守る方法

1 呼吸の仕方が分かれ道
外部被ばくに比べて、内部被ばくが圧倒的に危険です。
そのため、放射能を吸い込まないように高性能フィルター防塵マスクをつけてください。
汚染された水や食べ物を食べないように気を付けてください。
傷口からも放射能が入るので、バンドエードやテープで防いでください。
ゴーグルやレインコートがあれば、目や肌も覆ってください。

2 家には1週間閉じこもるように
まず水が一番大切です。家じゅうの容器に水をくんでおいてください。ペットボトルの水も大量に用意すべきです。
次に、米、麺類です。これらはかさばらず日持ちします。

3 閉じこもる時の注意点
とにかく外気が入るのを防ぐようにしてください。換気扇は消しても隙間があいているので、シートとテープでしっかり隙間を防ぐべきです。窓のサッシの隙間もテープとシートでふせいでください。

4 雨が降ったら絶対にふれてはいけません
放射能を含む雨はもっとも危険です。事件後、少なくとも10日間は雨にふれてはいけません。

5 1日30~40グラムとろろ昆布か乾燥コンブをたべてください
放射性ヨウ素を体内に取り込んでしまうと、ガンを引き起こします。そのため、先にとろろ昆布か乾燥コンブに含まれるヨウ素で体を満たすことによって、放射性ヨウ素を取り込むことを防ぐことができます。

では、一刻も早く準備してください。
1人でも多くの方の命が助かることを祈ります。

この案内はコピペして広めていただいても構いません。」

 実は30年くらい前、夫は三菱重工で原発開発に携わっていました。そのころスリーマイル島の事故が起こり、日曜日でも出勤しました。他のブログのコメントで記憶違いして、チェルノブイリと書いてしまいましたが・・・写真は、スリーマイル島(Wikipediaより)
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東北関東大地震

2011-03-12 | 災害
 昨日3/11 14:46に、M8.8(13日にM9と訂正) という国内観測史上最大の地震が東北地方に発生しました。少し前から三陸沖に二度、前触れがあり、不気味でしたがついに・・・宮城県栗原市では震度7を観測。死者、行方不明は1000人を超えています。
 昨日のニュースは、7mもあった津波の恐ろしさと次々起こる余震を伝えていました。今朝5:42にも、甲信越で震度6の余震です。

 昨日JR東日本は、この地震の影響で、東北エリアと首都圏の新幹線と在来線の運行を終日取りやめ。東海道新幹線も運休。仙台空港は閉鎖。飛行場があのように水浸しになったのは初めて見ました。
 首都圏の交通もストップし大混乱。新宿発着の地下鉄、JRが止まり、タクシーも渋滞で来ないらしく、長蛇の列。東京駅では構内で夜明かしした人も・・・今朝は運転が再開されたのですが・・・

 寒の戻りで寒さ(仙台では1度)が続いて、雪まで降り、自然の猛威に恐れるばかりです。さらに火災も発生。夥しい数の車も燃えて地獄のようです。

 宮城県栗原市には知人があります。ひたすら無事を祈るのみです。
 亡くなられた方のご冥福を祈ります。(写真は白菊)     合掌

追記; 13日に地震の呼び名が変更されましたので、タイトルを東北地方太平洋沖地震から東北関東大地震に書き換えました。
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ドイツのエコ洗剤

2011-03-10 | 社会
 ドイツ製のエコ洗剤Froschを頂きました。 Frosch(フロッシュ)は、ドイツでは有名らしくて、和訳すると「かえる」。きれいな水にしか生息しない蛙の意味。植物性成分を主原料として、汚れを落とし、排水後は28日以内に有効成分の98%が生分解されるそうです。
 日本では、この分野は遅れていると思います。使い心地は、匂いだけちょっと違うかしら? と思うくらい。別に泡たてフォームの容器がついています。

 ドイツは以前からゴミの分別が進んでいる国だからこそ、こういう洗剤が作られるのでしょう。

 ところが同じヨーロッパでも、遅れているのがギリシャ。あまりよその国のことを悪く言いたくないのですが、道路脇にはゴミが散乱していました。分別も全く考えられていなくて、不燃物も可燃物もあらゆるものが混ぜられて同じボックスに捨てられています。国民全体の意識がまるでないそうで・・・
 これでもアテネオリンピックで改善されたと言うことですから、前は一体どういうことになっていたのかしら・・・政府が叫んでも誰も実行する気配はないそうです。
 公の場所にゴミは平気で捨てても、自分の家はピカピカに磨かれているとか・・・

 ついでに書くと、ギリシャでは医師の世界もかなり腐敗していて、ウラ金がいるそうです。たとえば盲腸の手術に15万円とか・・・医院の予約も一ヶ月前にしなければならなくて、この国では病気はしない方がよいようです。
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オリーブ

2011-03-09 | 植物
 上の写真は、あるイタリア料理店に飾ってあった鉢植えのオリーブです。加古川市にいた時、庭に二本のオリーブを植えていたのですが、25年経っても実を結ばなかったのは、なぜだったかと今も疑問です。夫が小豆島から買って来たのに・・・
 一本では交配しないと教えられ、雌雄二本育てていたのです。DNAが同一の花粉には反応せず、実をつけないことが多いとか・・・モクセイ科。日本では、橄欖(かんらん)とも呼ばれるらしいですが、これは本来別の植物のようです。橄欖は知っていました。なぜならこういう名前の短歌の結社が東京にあるからです。

 地中海地方原産。日本へは100年前に渡来。小豆島や岡山によく見られます。ギリシャでも、スペインでも、イタリアでも、トルコでも広大な果樹園に植えられていました。乾燥に強いらしく・・・
 これまで見慣れていたせいか、今回の旅でもオリーブ畑の写真を撮ることを忘れていました。下の写真は、エーゲ海の島の民家の庭にあった枝垂れる品種のオリーブ。今頃季節はずれの実がなっていました。

 下の写真のオリーブオイルは、ホテル近くのスーパーで自家製のものを量り売りしていたもの。最下段は、料理のサラダに入っていた一粒。塩漬けですが、それほど美味しいとは言えません。キーウィジュースはまあまあでした。

 日本最古と言われるオリーブの木が、加古川市のお寺にあると東京の人から聞き、見に行ったことがあります。あんな大木は初めてでした。もう20年も前のことです。
 でもギリシャでは、あの程度はざらにあり、珍しくなかったです。

 
オリーブの実                        オリーブオイル

        
        サラダの中のオリーブ(右下)
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長屋門展示室 11

2011-03-08 | わが家
 昨日は、ギリシャ旅行で知り合ったIさんご夫妻と、Mさんを長屋門展示室にお迎えしました。偶然ブログ友のMさんもIさんとお知り合いということが分かり、ご一緒に来て頂くことになったのです。ITボランティアで知り合われたらしく・・・Mさんこと、nontaさんとは3年ぶり。夫も入り話がはずんで時を忘れました。旅の話はどこまでも・・・Iさんは、今日もまたかくてありなんのt_ichibさん。お二人ともリンクしています。

 Iさんの次の計画は、半月かけてチェコ、スロバキア、ハンガリーを廻ることとか・・・パック旅行でなく、ホテルの予約も自分たちでされるところが凄いです。この三ヶ国は私たちも経験済みですが、お二人はメキシコとか北欧のオーロラまで見に行かれたりしています。年三回~四回海外旅行される予定とか・・・
 上の写真は、庭の梅。展示室にお客様を迎える準備完了です。
 
昨日のお客様                             庭の紅梅
          
 
しだれ梅                                水仙の後は清時代の拓本屏風

      
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ハナツルボラン

2011-03-07 | 植物
 これもギリシャの遺跡のあちこちに、自生していました。やはりネットで尋ねて名前がようやく分かりました。ユリ科のハナツルボラン。日本にも野生化しているそうです。まだ見たことはないのですが・・・地中海地方原産。

 日本での開花時期は4月から5月。花は6枚の白い花被片からなっています。花被片には真ん中に赤茶色の縦筋が入り、平開するのでヒトデのように見えます。
 写真は、どちらもミケーネ遺跡のもの。遺跡に文字通り花を添えていました。

      
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