つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

四角豆

2010-10-18 | 植物
 たまたま道路に面した畑があり、見たことのない花と実を見つけ撮影しました。ネット(いがりまさしさんのドットコム)で、名前を聞くと、四角豆(シカクマメ)。花は、きれいな淡い水色でした。実はギザギザになっています。調べてみると、

 四角豆は、クセの無い味で適度に歯ごたえがあるので、茹でて、サラダ、酢の物、炒め物、天ぷら、など幅広く使えるそうです。熱帯アジア原産。実の断面がひだのついた四角形なのでこの名前があるようです。学名も四角形(テトラゴン)に由来します。帯地方原産で沖縄を中心に栽培されています。 沖縄では「ウリズン」呼ばれますが、これは沖縄の方言で4月頃の新緑の季節の意味。 草木が一斉に芽吹く時の美しい薄緑色をしている事から名づけられました。主に莢を食べますが、熟させてから豆を食べたり、葉や地下茎も食用になるようです。マメ科。

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柿の葉ずし

2010-10-17 | わが家
 夫が京都に行ったついでに、奈良名産の柿の葉ずしを買ってきてくれました。遷都1300年祭の折、買いそびれたこともあり・・・
 10/15にも書いていますが、柿の葉には、自然の防腐作用があり、鯖の過剰発酵を防いでくれるようです。また、包むことで、乾燥を防ぎ、すし飯が固くなるのを防ぐ自然のラップとしての機能を果たしています。さらに、柿の葉の薫りがすしに染み込むことで、柿の葉ずし独特の芳醇な味わいをかもし出しています。鮭も鯖もどちらも美味しかったです。

追記; 最下段は、奈良から今年も送られた20世紀梨。岐阜の20世紀より甘くて美味しいです。upが遅れてしまいましたが、奈良の話題に便乗して・・・



         
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公民館短歌会 58

2010-10-16 | 短歌
 今月の短歌会は、10月下旬の文化祭提出の歌を決めることや、来年1月の岐阜県歌人クラブ主催のイベントの作品応募のこともあり、慌しかったです。

 県歌人クラブ創立60年を記念する大会のテーマは、「ぎふの美を詠む」。県に関する歌に限定されているため全員参加という訳にはいきません。県内の地名や人名の入る歌が出来た人だけ、応募ということになりました。

今日の一首
立山が遠くかすみて氷見の海秋風ふきて漣ひかる    Fさん

 Fさんは北陸の旅から帰られ、輪島朝市で買われた美味しい栗吉兆を、皆で頂きました。(写真)

追記; 昨日は岐阜の女子高校生が悲惨な事故にあい、全国に伝えられました。友人はその事故の30分前に工事現場の塀の下のその道を通ったそうです。友人は難を免れましたが、不運な高校生が痛ましいです。
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柿の魅力を科学する

2010-10-15 | 岐阜県
 東海学院大学公開講座で、「健康フルーツ、柿の魅力を科学する」のお話を聞きました。講師は医学者の野澤教授。米国でも研究されてきました。
 柿は学名にもKakiがついています。カキノキ科。主な産地は、岐阜、奈良、和歌山、福岡など・・・
 柿のビタミンCの含有量は多く、果物の中で最も安価で摂取出来ます。

 柿の日があることは初耳でした。10月26日だそうです。これは、
柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺
 
 この俳句を正岡子規が発表したのが、明治28年のこの日だったことによります。日清戦争の従軍記者として、渡航したのですが、病のため帰国。奈良でこの句を作り、その数年後に亡くなりました。

 但し、子規が食べたのは御所柿(ゴショガキ)と思われます。今の甘い富有柿は、明治31に突然変異で出来たものだからです。その発祥地である本巣市に、記念碑があります。

 柿はビタミンCの他にカリウム、カロチノイド、ポリフェノールも含みます。実の他に葉は、乾燥させればお茶になりますし、防腐効果があるため、柿の葉寿司となります。皮は漬け物に利用。種は磨り潰して蜂蜜と混ぜて、くしゃみ止めの薬とされることもあります。

 世界で果物摂取量が最も多い国は、イタリア。次はギリシャ、そしてフランス、オランダと続きます。日本はかなり下でした。

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オオケダテ

2010-10-14 | ガーデニング
 遠縁のSさんの家で撮らせてもらったオオケダテ(大毛蓼)です。中国、インド等の原産。山野に帰化している場合もあります。1年草。夏から秋にかけて枝の先に長さ10cmほどの穂を着ける。全体が大型で、茎や葉に毛が多いことからこの名があるようです。タデ科。
 Sさんの話によれば、水揚げが悪く花材としてはあまり芳しくないそうです。切花にしないで、自然のままがいいようです。
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ノゲイトウ

2010-10-13 | ガーデニング
 通りがかりに撮影したノゲイトウ(野鶏頭)です。コンクリートの割れ目から咲いていました。
 熱帯地方原産で関東以西、四国、九州、沖縄など暖地に帰化し、荒地や畑の隅などに生える1年草。草丈40cm~1mになり、葉は互生して先は尖っています。枝先に淡紅白色の花穂を出し、小さな花を密につけ下から順次咲き上ります。鶏頭の原種。ヒユ科。
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MIHO MUSEUM

2010-10-12 | 国内旅行
 放送大学の研修旅行では、滋賀県甲賀市のMIHO MUSEUM(ミホ・ミュージアム)にも寄りました。ある宗祖により、1997年に創建。日本美術、エジプト、ギリシャ・ローマ、西アジア、南アジア、中国・ペルシャ美術などの部門に別れ、特別展も開催。今回の特別展は陶器。地元の信楽焼も展示されていました。かなり規模が大きくて全部見るのに一時間半では足りませんでした。

 写真のモザイクは、ホールに展示され、撮影が許されています。ギリシャ・ローマの神話の世界を350cm四方に展開。ローマ・シリア出土で、3~4世紀のもの。写真はほんの一部です。他は撮影禁止。
 建物と関連施設の設計は、フランスの建築家、I.M.ペイ氏。ルーブル美術館のガラスのピラミッドを設計した人です。

 レストランから、美術館へはシャトルバスで移動します。途中のトンネルにも美しい照明があります。レストランの食事も古代米に合わせて、菜食中心。こだわりの味の豆腐にかける塩も宮古島産でした。

  
美術館へのシャトルバス        バスの窓より

  
  デュオニソスのモザイク   
 
        
        古代米の食事(右上は宮古島の塩)
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善水寺

2010-10-11 | 国内旅行
 放送大学の研修旅行で、滋賀県湖南市の天台宗岩根山善水寺と、ミホ・ミュージアムと信楽を訪ねました。
 善水寺は、湖南三山のひとつである名刹です。創建は奈良時代。本堂は国宝(写真上と下左)です。本尊は薬師如来。秘仏で前回は平成13年に公開されましたが、次はいつになるのか決まっていません。

 信長の焼討ちに合い、僧房はなくなり、100年は無住だったため、地元の人が守ってきました。その間、痛みが激しくなり、明治期に修復され、柱など交換されました。
 修復の折、本尊の胎内から1000年前の籾が発見されました。黒ずんだ籾を今見ることが出来ます。信長は僧房は焼き尽くしましたが、本堂とか主要な建物は残したのです。

 湖南三山の他の二寺は、常楽寺と長寿寺で、いずれも創建は奈良時代です。

 本尊は、重要文化財で、この他に重文の仏像がが8体もあることに驚きました。このような古刹をこれまで知らなかったことを恥じています。湖東三山はよく知られ、参詣もしたのですが、歴史的に見ても、文化財的価値も、湖南三山の方がはるかに凌駕していると思いました。下右の写真は、仏像の一部。(撮影禁止のためHPより)

 分かり易い住持さまの説明に一同納得。私も暫く仏教の書物にご無沙汰で、本尊の薬師如来を表す梵字(サンスクリット)の読み方も忘れてしまい、質問しました。「ベイ」です。そうそう、あの文字はベイでした。他は少し思い出せるのですが・・・

 
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奈良だより 70

2010-10-09 | 国内旅行
 奈良の前田さまから、花だよりが届きました。以下はメールです。
 先日、私も綺麗なコスモス畑に遭遇したのですが、風が強くて撮れませんでした。

 「暑い夏が永かったせいか秋が駆け足でやってきます。この夏の異常気象は家庭菜園にも影響が出ています。毎年丹波の黒豆を沢山栽培し、今頃は毎日枝豆を味わっている筈ですが今年は莢に実が入らず全滅です。8月の夜の気温が15~17度Cに下がればよいのですが、今年はほとんど花が咲きませんでした。10月に入ってコスモスが一斉に咲きました。今が見ごろです。」

       
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亡父の生誕100年

2010-10-08 | わが家
 昨日は、菩提寺のお坊さんにお願いし、亡父の生誕100年のお経をあげて貰いました。これもなりゆきで、祖母の50回忌のとき、生誕祝いをする人もありますよ、ということを聞いて・・・
 父は、1910年生まれですから計算がしやすいのです。下の写真は、欠席の妹から届いた京都の干菓子。

 この度は日本人が二人ノーベル賞を受賞し、合計18人となり、久しぶりのホットニュースでした。化学賞を一挙に二人も受賞という快挙。北大の鈴木章名誉教授と米国パデュー大学の根岸英一特別教授です。化学者であった父も、あの世で慶んでいることでしょう。

        
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