つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

作品1

2005-07-06 | 短歌
 私の書はかな専門で迫力に乏しいため、書き込むのをためらっておりましたが、blog友達との約束を思い出し公表することにしました。と言ってもこれは16年前に出版した処女歌集「月見草」の巻頭ページに掲載したものの1つです。実はこの後かな書道を中断したまま、今に及んでいて、これが私の書の最後の作品になってしまいました。これは歌集にも発表した1首で、

 をりづるを吊るして仏に縋る慣ひ新しき色古りたる色に

と変体かなで書いています。
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M先生ご夫妻 2

2005-07-05 | 歴史
 ご夫妻は東京で大学を終えられたのに、地方都市の岐阜に赴任されることに、不満はありませんでしたか、と伺いますと、戦時中は東京では大根1本も買えず、1/3に切ってあったりして・・・食料事情のよい岐阜へ来ることは何の抵抗もありませんでした、という返事でした。今なら決してこの町に来て下さらなかったと思います。
 M先生は戦後教壇に立たれて、専門の流体力学を学生たちに講義されました。渦がテーマになることは、世界でもまだ稀だったころ、論文を発表されました。
 ご出身の九州にはカッパ伝説が広く残り、カッパは渦ではないかと言われているそうです。渦に巻き込まれることはカッパが内臓を抜くということにつながるそうです。
 奥様が教授をされていたG短大を友人が出ているのですが、彼女は私に「私の短大には自慢の女性教授がいる」と昔言っておりました。どうやら自慢の先生はM教授の奥様と分かりました。
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得度

2005-07-04 | わが家
 4日は亡父の命日ですから、お坊さんの月々の読経があり、いろいろ世間話をしてゆかれます。お子さんは3人。上2人は、この夏休みに得度されるそうです。小4と中1のお子さんは親同伴で京都に1泊で出かけ、試験を受けられる訳で、今お経の特訓中だとか・・・姉の方は楽譜も分かり、半音ををうまく上げたり下げたり出来るらしいですが、弟の方は親の口真似をさせ、何度も繰り返さねばならず、教える方も教えられる方も大変のようです。
 僧侶自身もいやいやながらもそうされてこられたのでこれも宿命というべきか・・・しかし、小さいうちに覚えたことは忘れないし、甘やかされている今時の子に比べ、よい体験をされていると思います。この厳しさは将来プラスになるでしょう。狂言師や能楽師のように・・・
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M先生ご夫妻

2005-07-03 | 歴史
 夫の大学時代の恩師ご夫妻を囲んで5夫婦の食事会がNホテル新館でありました。5人の男性は工学博士、どんな話題からはじまるのかと聞いていると、「車のパーツは凡そ20万だけど、飛行機となると、100万単位、ところが船はうんと少ない・・・中国は車が作れない国・・・」とのこと。文系の我々とは考えの及ばぬ世界であったけれど、結構楽しかったです。
 恩師は89歳とは思えないほどお元気で、父の友人でもあり、話は弾みました。T大学出身のエリートで、大学教授になられる前は軍におられたことから、いろいろご存知です。なぜ「ゼロ戦」というかは、紀元2600年(昭和15年)にその飛行機が作られたからだそうです。
 奥様は元G女子短大の英文科教授で、今も確りしておられます。英訳つきの私の歌集を贈呈しました。(写真は岐阜ならではの天然鮎)
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半夏生

2005-07-02 | ガーデニング
 「はんげしょう」と読みます。植物の名であり、雑節の1つでもあり、夏至から11日目をさし、7/2にあたります。どくだみ科で、においもあり、葉の下半分が白いことから半化粧といわれることもあるとか・・・
 名前を聞いたのが20年くらい前で、義姉から貰ったのが数年前。名前から想像して、かよわい植物かと思っていましたが、意外に強靭です。花は咲いたかどうかわからないほど地味で、この写真は蕾の状態で、白い葉の付け根から徐々に上に伸びていきます。
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夏越えの大祓い

2005-07-01 | 文化
 昨日6/30には、隣町の笠松町の八幡神社に大きな輪がくくられて、それをくぐると、この夏は病気をしないと言われていて、多くの人が集まりました。正月から半年間の無事を感謝する意味もあるようです。
 毎年、前日の6/29にはこの町のお菓子やさんが総動員して、6000人分の団子を作ります。小型の大福餅に甘味噌をうすくぬり串にさしてあります。けっこう美味しくいただきました。(写真は路傍のかたばみ)
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