つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

ある告別式 2

2006-11-07 | Weblog
 こんなにお葬式が町内で続くのは珍しいことですが、また悲しい知らせが届きました。MYさんが29歳の誕生日に斃れられたと聞き、にわかには信じられませんでした。若くして2児を残して逝くのは、どんなに悔しかったかが察せられます。喪主であるご主人の嗚咽しながらの謝辞には、啜り泣きがもれ、思わず私も・・・辛いお葬式でした。
 「亡きMは、Y家に僅かの間ながらも幸せをもたらしてくれました。そしてRとMという宝物を残してくれました。この子たちを皆で育ててゆきたい・・・」と。
 残されたのは、生後1ヶ月のMちゃんと、まだ幼いRちゃんと夫君だけでなく、舅、姑、お祖母さんたちなのです。赤ちゃんを抱いて焼香するお姑さんも哀れでした。
 11/1の98歳の方のお葬式とは全然違い、若い人たちが多く参列し、悲しみがひときわ増しました。(写真は我家の秋明菊・キンポウゲ科)        合掌
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2 コメント

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心が残るお話ですね (ボクネン)
2006-11-08 22:40:09
不孝は何時やってくるか知れません
我が家などは平均年齢が高いですから、油断するとそれが今生の別れになるやもしれず、ノンビリと喧嘩も出来ません

ある説法によるこんな話があります
ある時、世の人々があまりにも救いようがない死に方をする様子を見るに見かねた弟子の一人が、神様に「何故にそのように酷く命を取り上げなさるのか?」と聞いたそうです
すると神様は「確かにそうだ。 しかし、そのような人々に対しては、私がすぐさま新しい命を与えて転生させているのだ」とお答えになったとか
少し救われた気分になったのは私だけでしょうか

合掌...
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ボクネンさま (matsubara)
2006-11-09 09:16:07
周囲もまさか・・・信じられないと驚いておられる人が多かったです。
説法の話、なるほどと思います。
しかし、逆縁ですから、これからの長い人生大変だと思います。子育ても親がいてすらままならない人もありますし・・・
どう言葉をかけてよいか迷いました。
美人の奥さんだったのに・・・
笑顔の写真がいたましい・・・
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