つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

スペシャルセミナー 10

2021-10-14 | 講演会

 昨日は先月の向田先生のスペシャルセミナーの続きで、二回目。中心的な内容は聖書の創世記にちなみます。何度聞いても奥が深い内容です。その中でも永井隆先生のお話は前から聞いてはいたものの、素晴らしかったです。敬虔なクリスチャンであることは知りませんでした。島根出身ですが、長崎医専で医学を学ばれました。専門はレントゲン科。家は大浦天主堂近く。天主堂は元庄屋さんの敷地に建設されていました。踏絵もそこで行われました。8月9日、この上空で原爆が炸裂しました。

 その爆心地に近い家の台所で、奥様は即死。男女の見分けもつかない状態でしたが、首のロザリオで判明できたようです。小学生のお子さん二人は疎開していたたため命は助かりました。父子家庭で、先生も白血病を患いながら半年後亡くなられます。X線の研究をされていたたーめ、ご自身も被爆されていました。その時の本が「この子を残して」。この本の印税は寄付されました。長崎の鐘の歌や、映画によっても知られています。

 全国で向田先生は講演されていますが、岐阜城にも登られ、そこから見る景色もお好きのようです。なお、先生は高野山の真言宗の僧侶からも講演を依頼され何度も演壇に立たれています。有神論の立場から言うと、仏教もキリスト教も超党派の考えで言うと、同じであるという時代になったということでしょうか。

 

 昨夜からNHK総合TVで始まった「ロコだけが知っている」(ロコとは、地元を愛する人)という番組に岐阜の郡上八幡城が最初に現れたので驚きました。二ヵ所紹介していて前半が郡上八幡城。その売店で働き、城の除草作業もしている青山氏は、城主。青山氏は大学まで東京でしたが、学生時代この城に魅せられ、城の管理の仕事がしたくて、受験。郡上市の職員です。今の東京の青山は、この城主の青山氏の所有でした。

この日の昼食も栗ご飯など季節を意識したもの


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2 コメント

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セミナー (oko)
2021-10-14 14:40:41
繰り返し拝読させて頂きました。
永井隆先生の事はNHKのエールの中でも取り上げておりましたね。
又、美輪明宏さんは先生のご長男と中学校の学友と先生の病床を
度々お訪ねしておられましたことをTVで拝見いたしました。
長崎の鐘の歌は忘れられません。

郡上八幡の名に遠い昔の家族旅行を思い出します。

「今の東京の青山は・・・」↑
色々と学ばせて頂きました。
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okoさま (matsubara)
2021-10-15 08:20:19
美輪明宏さんのこと、知りませんでした。
彼もそう言えば長崎の出身でしたね。
私は御著書も読んでいませんでしたので、
この日は学ばせて頂きました。
ベストセラーになりましたのに・・・

青山のこともテレビを見るまで岐阜と
関連していることも知りませんでした。
毎年青山通りで郡上の盆踊りもあるようです。
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