昨日はGさんに誘われて「青島広志 コンサート」に岐阜市内のクララザールに行きました。ここは20年ぶり。5年前に経営破綻し、十六銀行の所有になりました。元々は産婦人科医の真鍋氏が創立。母方の祖母の一統です。青島氏のコンサートは4年ぶり。クララザールは、20年ほど前に中道郁代さんとか、まだ両手で弾けた頃の館野泉さんのピアノを聴きました。
まず入口での検温。マスク必携。席は1メートルの間隔。椅子の数は常時の半分です。会話も慎むよういわれました。歌手の前にはビニールテント。
プログラムは秋のメロディ中心でした。日本は秋の曲が多いのは、秋が長いからだそうです。東南アジアは秋はないし、欧米はほんの僅かしか秋はありません。
青島氏のピアノ伴奏で、素晴らしいテノールを歌われたのは、小野つとむさん。青島氏のトークが絶品で、知らないことを教わりました。メンデルスゾーンの曲は大抵姉上の作品とか。その当時女性の地位は低いので、弟の作品として発表しなければ世に出られなかったとか。メンデルスゾーンはユダヤ人であったため、3つの名前を使い分けていたとか。ドイツ人とユダヤ人ともう一つ。シューマンの曲はホロビッツが好んで弾いたとか・・・
青島氏は現在東京芸大教官。今年の入試は2次審査の段階でコロナが発生。そのまま合格としたため、今年のレベルは低いとか。いつもは4次審査まであるようです。
コンサート終了後、「コロナ禍でオンラインのコンサートは人が直接見えないのでつまらない。今日は皆さんに会えてよかった」と言われてこちらも嬉しくなりました。
ロビーには使わない椅子が積み上げられていました。壁にかかっている写真には、岐阜に縁の深い荘村清志さんのギター演奏とか、上原彩子さんのピアノ演奏のものがありました。このホールで過去に演奏されたようです。私は荘村さんの演奏は、28年前横浜で聴き、上原さんのものは、13年前、各務原市民会館で聴きました。(2007.9.23)
プログラム
入口
椅子が積み上げられているロビー
椅子は半分の数
荘村さん
上原さん
聴き入っておりますような素敵なお時間を頂きました。
有り難うございました。
客席は疎ら・・・新型コロナウイルスの影響で人数制限していましたね。
観客はマスク姿でした。
青島広志さんの姿を長くテレビで拝見していません。
何年か前にはテレビ朝日系の“題名のない音楽会”に出演なさり、
ときどき妙な服装・変装で面白おかしく
曲や作曲家について説明をしておられました。
芥川也寸志さんが司会をなさっていたころから
(当時は父が視聴してましたので)見ていましたが
最近の”題名の音楽会”は魅力が無くなり、放送時刻変更もあって
ほとんど見なくなっています。
以前のコメントの返事の返事です。
薬剤師の資格ではなく、別の国家資格を持っていますが
残念ながら結婚後はまったく役に立ってません。
正しくは黛敏郎さんでした。
混乱して間違え、失礼しました。
4年前よりうんとよかったです。
有名な音楽家ですのに、まだテレビでは
見たことがありません。
私も昔、題名のない音楽会を視聴していました。
しかし、当時は誰の司会かは、忘れています。
あの頃は、黛敏郎さんや芥川也寸志さんは
売れっ子でしたから、しょっちゅう見ていました。
懐かしい名前です。
お父上がクラシック好きとはモダンな方ですね。
青島さんは、YOU tubeなどでも活躍されているそうです。
私も一応教員の資格がありますが、全く役に立って
いません。
matsubaraさまがご覧になったこの音楽会でも随分知らないことを知りました。
メンデルスゾーンの話は知りませんでした。信じられませんでした。
こんな時こそ、音楽ですよね。
衣装替えもされましたし・・・
テノール歌手も衣装替えされました。
私も他に未知のことを多く学びました。
芸大の授業もきっと楽しいものでしょうね。
貴重な時間でした。
いつもありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
その番組は私も好きでした。
コンサートもコロナ禍以前のようにはできず、まだ探り探りやっているという感じのようですが、少しずつでも活動が再開されていくことはいいことなのかなと思います。
”日本は秋が長い”ということは意識したことがありませんでしたが、確かに感覚としての秋は9月上旬から秋を感じ始め、紅葉が終わる11月下旬頃までで結構長いですね。