77歳まで病気知らずの夫の弟は、癌発覚から2ヶ月で亡くなりました。医者嫌いで好きなお酒を呑み、好きなお菓子を食べて一度も検査をしなくて、突然癌のステージ四。転移がすすみ手術も不可能。そのままお腹を閉じました。あっという間の昇天です。長患いしなかったのが、羨ましいし、この人も西行のように桜の下に亡くなりました。
亡くなった日もお通夜も告別式も快晴。晴れ男だったようです。その日が平成30年3月30日というキリのよさ。桜のトンネルの下を霊柩車は進みました。通夜の空には満月。多くの人が夜桜見物する脇の道を帰りました。長男と娘は式に参列。次男曰く、「一番愉快なおじさんで、楽しい人生だったと思う」。4人の男孫に手をそえられ出棺。
今年1月、食欲不振となり医師の診断を受けて即入院。闘病の2ヶ月間は相変わらずの読書三昧。夫は見舞いに10冊くらいの本を持ち込みました。お棺の中には好きな本も入れられました。会社定年後は神主の資格を取り、神主に・・・暇なときはヘルマンハープと二胡の練習という日々。学部は違いますが、同じ大学の一年先輩でした。
式場 義弟宅の庭の匂い水仙
式場までの道 義兄の車より 式場周辺は桜の名所
義弟が練習していたヘルマンハーブ 二胡
2カ月であっという間に亡くなられた由、そうありたいと思いました。
もう私の年では手術、抗がん剤治療は癌の種類によるとは思いますが、必要ないですね。戦う力はないと思うのです。
77歳、30年3月30日とは全くこれだけでも驚きです。
もうちょっと長生きしてほしかったのが残念ですね。
本当にいい最期でしたね。
葬儀の日もいいお天気で、桜が舞い散って。
まさかこんなに早いとは思いませんでしたが…
頂いた冊子、新幹線の中で面白く読みました。
病気知らずの義弟でしたので、弔問客は
一様に驚いていました。
親族も信じられないまま、告別式を迎え
ました。
抗がん剤はあまり意味がないのですね。
ああいう場所ではお話はできない
ものですね。
筋書き通りのような告別式で弔問客も
さくらの花を見られてよかったです。
こういう死に方の人は珍しいですね。
本を見て頂きありがとう。